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保育士と保育補助って何が違う？保育業界未経験の方に分かりやすく解説！
今回のコラムでは、保育業界未経験の方に向けて、保育士と保育補助の違いについて解説していきます。
保育士未経験の方の中で、
「保育補助って聞いたことがあるけど、どんなものか分かっていない…」
「保育士と保育補助って何が違うの？」
という疑問を抱いている方も、多くいらっしゃるのではないでしょうか？
今回は保育士未経験の方に向けて、保育士と保育補助の違いを分かりやすく解説していきますので、気になる方は最後までご覧いただければと思います。
今回のコラムは、このような流れで解説していきますので、お時間があまりない方は気になるところだけお読みいただければと思います！
そもそも保育士ってなに？
保育士と保育補助は何が違う？
保育士と保育補助の求人はどうやって探せばいい？
では早速、保育士未経験の方に向けて、保育士と保育補助の違いについて解説していきたいと思います！
そもそも保育士ってなに？
まずは保育士とはそもそも何かということについて、改めて解説していきたいと思います。
保育士や保育園について深く知っていくためには、「保育所保育指針」というものが非常に参考になります。
保育所保育指針というのは厚生労働省が公開しているもので、保育の基本や保育園を運営するにあたりどのような保育内容で行っていくかのもととなる指針をまとめたものです。
保育士として既に働いている方はもちろん、保育士未経験でこれから保育士転職を行っていく予定という方はしっかりと概要を頭に入れておきましょう。
保育所保育指針については、こちらから実際の内容をご覧いただけますので、気になる方は一度ご覧いただければと思います。
保育所保育指針は5つの章で構成されています。
第1章 総則
第2章 保育の内容
第3章 健康及び安全
第4章 子育て支援
第5章 職員の資質向上
こちらの第4章 子育て支援において、保育士の定義について触れられています。
児童福祉法第 18 条の４は、「この法律で、保育士とは、第 18 条の 18第１項の登録を受け、
保育士の名称を用いて、専門的知識及び技術をもって、児童の保育及び児童の保護者に対する保育に関する指導を行うことを業とする者をいう」と定めている。
少しかたい文章なので、噛み砕いて解説すると
「保育士とは定められた資格を取得したうえで、専門的な知識と技術で子どもたちやその保護者に対して保育に関する指導を行う者」ということです。
ここで重要なのは、
・保育士として資格が必要ということ
・専門的な知識や技術を必要とすること
だと思います。
保育士未経験の方は、これから調べてい内容だと思いますが、保育士として働く際に誰でも保育士として働けるわけではありません。
上記の文章で児童福祉法第18条の登録を受け、と書いているように、保育士として働くためには、登録を受ける必要がある＝保育士としての取得する必要があるということです。
保育士に必要な資格について
では、保育士として働くためには、どのような資格が必要なのでしょうか？
本サイトのコラムでも何度か解説していきましたが、保育士として働くためには「保育士資格」という資格が必要です。
保育士資格は国家資格であり、未経験から保育士への転職を目指す方にとっては必ず必要な資格です。
これから未経験で保育士転職を目指す方は、まずは保育士資格の取得を主軸として、保育士への転職活動をスタートしていただきたいと思っています。
簡単に保育士資格の概要だけ説明すると、保育士未経験の方が保育士資格を取得するためには、保育士試験を受験し合格する必要があります。
保育士試験は年に2回だけ行われており、この保育士試験を合格しないと保育士資格を取得するとはできません。
保育士試験は、筆記試験と実技試験に分かれており、筆記試験を合格した方のみ実技試験へと進むことができます。
未経験から保育士への転職活動を始める際は、やることが多くあるとは思いますが、まずは保育士試験を効率的に合格するためには何をする必要があるかを考えていただければと思います。
いかに面接対策や履歴書対策などを行っていても、保育士資格がなければ保育士として働くことはできません。
未経験から保育士への転職を目指す方は、まずは保育士資格（保育士試験）の攻略からはじめていきましょう。
保育士資格と保育士試験について詳しく知りたい方は、以下に保育士資格についてのコラムがまとまっているので、是非ご覧ください！
また特におすすめのコラムも掲載しておきますので、参考にしてみてください！
保育士資格の取得についてのコラム一覧｜未経験から保育士転職なら保育のすすめ
保育士資格って学歴が関係ある？保育士未経験の方が、はじめに知っておくべきこと
保育士と保育補助って何が違う？
保育士についての基本がわかったところで、保育士と保育補助の違いについて解説していきます。
保育士未経験の方にとっては、保育補助という言葉を聞いたことがない方もいらっしゃるのではないでしょうか？
実は保育補助は保育士資格を持たずに、保育園で働くことができるのです。
「でも、保育士って保育士資格がないとだめじゃないの？」
そう思う方もいらっしゃると思います。
もちろん、保育士として働く際は前述した通り、保育試験を合格して保育士資格を取得する必要があります。
しかし保育補助は名前の通り、あくまで保育の補助を行うことがメインで、保育士のサポートをすることが業務の中心となります。
そのため、保育園で働いてはいるものの、保育士と同じ業務をするわけではないため、待遇や勤務体系なども大きく変わってくるのです。
保育補助の働き方
保育所はそもそも保育士とは違うため、クラス担任になったりと責任のある立場を任されることは有りません。
保育士資格を取得していなくても働くことができ、保育の仕事がメインではないためです。
また多くの保育士の方が保育園に正社員として雇われているのに対して、保育士はアルバイトやパートとして雇われていることがほとんどです。
保育補助として正社員で働けるということは、ほぼないと思っておきましょう。
保育補助の具体的な仕事内容ですが、前述したとおり保育士や保育園の運営のサポートなどがメインの業務となります。
例えば遊び道具の片付けや食事の準備、行事が行われる際の運営など、雑用的な仕事が多いイメージです。
ですので、
「資格がなくても保育園で働けるなら、保育士ではなくて保育補助として働いてみよう！」
という考え方はやめておいたほうが良いと思います。
保育士みたいな仕事ができると思ったら、全くイメージと違ったということになりかねないので、保育士と保育補助の違いはしっかりと理解しておきましょう。
保育士を真剣に目指すなら、保育補助という働き方もあり
ただ真剣に保育士への転職したいと考えている方にとっては、保育補助という働き方は非常に良いと思っています。
何度も説明していますが、保育補助として働くためには保育士資格が必要ありません。
保育士資格が必要ないということは、働きたい！と思った時に保育園で働くことができるのです。
保育士を本気で目指していきたいと思っている人にとっては、保育補助という仕事は非常に恵まれた環境だと思います。
・保育士として働く前に、保育園での経験を積むことができる
・アルバイトやパートとしての勤務なので、比較的自由に働くことができる
・実際の保育士への転職活動の際に有利になる可能性がある
保育士を本気で目指す方にとっては、保育補助として働くことで上記のメリットを享受することができるのです。
今は違う会社に正社員として働いているという方については、アルバイトやパートとなってしまうため、リスクは伴ってしまいますが、保育士を本気で目指すのであれば保育補助という働き方も選択肢に入れても良いと思います。
保育士と保育補助の求人はどうやって探せばいい？
未経験から保育士への転職を考えている方の中で、保育補助に興味を持ったという方もいらっしゃるかと思います。
本サイト保育のすすめでは、正社員の保育士の求人だけではなく、保育補助の求人も多数掲載しています。
保育補助について興味を持った方は、ぜひ保育補助の求人を探してみてはいかがでしょうか？
こちらのページから、保育のすすめの求人を確認することができますので、ぜひ1度覗いてみてください！
また東京都に絞って保育補助の求人を探したい方は、こちらのコラムも参考にしていただければと思います。
東京都で保育士を目指そう！未経験でも保育園で働ける保育補助の求人を紹介します！
いかがでしたでしょうか？
今回は未経験から保育士への転職を目指す方に向けて、保育士と保育補助の違いについて解説していきました。
保育補助という働き方に少しでも興味が湧いた方は、一度保育補助の求人を探してみてはいかがでしょうか？
本サイトでは、これまでも未経験から保育士への転職を目指す方へ、様々なコラムを発信してきました。
もっと保育士について勉強していきたいという方は、ぜひその他のコラムもご覧ください！
保育士について勉強して、未経験から保育士を目指そう！｜保育のすすめ