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未経験から保育士へ転職!保育園と幼稚園の違いを知っておこう!(基礎編)
本コラムをご覧の方は、未経験から保育士への転職を成功させたい!と思っている方が多くいらっしゃると思います。
突然ですが保育士と幼稚園の違いはご存知ですか?
保育士への転職を目指す方でも、意外とこの保育園と幼稚園の違いを知らないという方は結構多いのではないでしょうか?
今回は未経験から保育士への転職を目指す方に向けて、保育園と幼稚園の違いについて解説していきます。
幼稚園と保育園は調べて比較してみると意外と違うもの。また働くうえで必要な免許や資格なども全く違います。
違いを知らないまま保育士への転職を進めていかないように、今回は保育園と幼稚園の違いについてわかりやすく解説していきます!
保育士への転職を目指す方、特に未経験から保育士への転職を目指す方は必ずこの違いは理解しておきましょう!
タイトルにある通り、今回は基礎編ということで保育園と幼稚園の基本的な違いをわかりやすく解説していきます。
次のコラムではさらに掘り下げて、保育園と幼稚園の違いについて解説予定ですので、ぜひ本コラムを参考に学習していきましょう!
保育士への転職活動についてまだ何も調べてないという方は、まずはこちらのコラムからご覧になってください!
未経験から保育士へ!転職活動を効率的に進めて、最短で保育士を目指そう!
こちらのコラムでは、保育士への転職活動に必要な基本的なことから実践的な内容まで、網羅的に学習できるコラムとなっています。
保育士への転職を効率的に進めていきたい!と思っている方は、まずはこちらのコラムから参考にしていきましょう!
1. 保育園と幼稚園はどこが違う?基本的な3項目
2. 保育士と幼稚園教諭の業務の違いは?
今回のコラムはこの2つを徹底解説していきますので、未経験から保育士を目指す方はぜひ最後までご覧いただければと思います!
1. 保育園と幼稚園はどこが違う?基本的な3項目
ではまずは非常に基本的なところから解説していきましょう。
保育園と幼稚園はどのような部分が違うのでしょうか?
保育園と幼稚園の大きな違いは主に下記の3つ。
①設置目的と国の管轄
②子どもの年齢
③保育の時間
ではそれぞれ解説していきましょう!
保育園と幼稚園の基本的な違い① 国の管轄と設置目的
まずこちらは保育園と幼稚園の違いを知るための前提知識です。
まず知っていただきたいことは、実はそれぞれ国の管轄が違うということ。
保育園は児童福祉施設という扱いで厚生労働省が管轄となっており、幼稚園は教育施設という扱いで文部科学省が管轄となっています。
文部科学省というと小学校や中学校のような教育機関が管轄。
ということは、幼稚園は「教育」が目的であり、知識や社会的な部分を養う場ということになります。
それに対して保育園はその名の通り「保育」が目的となり、子どもを成長させるというよりは、預かる子どもをしっかりと見守ってあげるといった側面が強いのかもしれません。
保育園と幼稚園の基本的な違い② 子どもの年齢
保育園と幼稚園の違いの2つ目は、子どもの年齢。
こちらは1つ目の違いの少し被ってくる部分もありますが、対象年齢が違います。
どちらも小学校入学前(未就学児)での受け入れとなりますが、保育園は0歳から受け入れるのに対して、幼稚園は3歳(3歳になる年の春から)から入園を受け入れています。
幼稚園は入園のタイミングなども含めて、なんとなく小学校や中学校に近い印象を受けますね。
文部科学省が管轄となり、教育の場であるという観点から、しっかり学年ごとに平等に教育を行えるようにこういった年齢制限が設けられているのではないでしょうか。
どちらに預けるかは、保護者の状況や判断次第だとは思いますが、保育士として働くことで幅広い年齢の子どもたちと触れ合うことができる、幼稚園で働くことで保育というより教育に近い働き方ができるといった、働く側から見るとこういったそれぞれのメリットがあるのではないでしょうか。
保育園と幼稚園の基本的な違い③ 保育の時間
次に大きく違うのは保育の時間。
保育園では、朝7時頃から預けられるところが多く、19時などの比較的遅い時間まで預けることができます。
共働きの夫婦の方が保育園に預けることが多いのは、保育園は預ける時間が長いからといったことがあるからでしょう。
対して幼稚園は9時頃から14時頃まで、保育園と比べるとかなり短い保育時間となります。
未経験から保育士への転職を目指している方は、保育の時間が違うということは保育士として働く時間も変わってくるといったことは頭に入れておきましょう。
もちろん保育園の中でもばらつきはありますが、基本的には保育園は預ける時間が長く、幼稚園は保育園に比べると預ける時間が短いということは覚えておきましょう。
2. 保育士と幼稚園教諭の業務の違いは?
では次に、保育士と幼稚園教諭の業務の違いについて解説していきます。
先ほども違いの部分で説明しましたが、管轄が異なるため保育園と幼稚園ではその目的が大きく異なります。
保育園の目的は子どもを「保育」すること。
食事や着替え、遊びといった生活のサポートや生活習慣を身に付けるために生活の手伝いを行うことが主な業務です。
0歳児から預かっているわけですから、トイレのお世話や子どもをあやしたりと、様々な年代の子どもたちがいる分、幼稚園の教諭に比べると幅広い業務を行う必要があります。
一方で幼稚園の目的は「教育」。
勉強や運動を通して、子どもの教育を行っていく、心身ともに成長させるというのが幼稚園教諭の主な業務となります。
具体的言うと、文部科学省が「幼稚園教育要領」というものを作成しており、そのカリキュラムを基に教育(保育)を行っていきます。
かなりこの内容は自由なようで、芸術に特化した内容の教育(保育)を行っている幼稚園もあれば、運動(球技や器械体操など)に特化した幼稚園もあります。
幼稚園によっても様々な特色があるようで、どこの幼稚園で働くかで、幼稚園教諭としての働き方立居振る舞いなどは変わってくるでしょう。
このように、幼稚園と保育園ではこんなにも違うことが多いのです。
これから保育士への転職を目指している方は、保育士の業務がどういったものか、一方で幼稚園の先生はどんなことをやっているのかということは把握しておきましょう!
それぞれの働き方や業務スケジュールを知りたいという方は、以下のコラムも参考にしてみてください!
幼稚園の先生と保育士がどのようなスケジュールで働いているかを具体的にイメージできると思います!
保育士ってどんな業務?具体的な業務内容と1日のスケジュールを紹介します!
幼稚園の先生の1日を徹底解説!一般的な幼稚園で働く幼稚園教諭の1日
3. おわりに
いかがでしたでしょうか?
今回は未経験から保育士への転職を目指す方に向けて、保育園と幼稚園の違いについて解説していきました。
保育士未経験から保育士への転職を目指す方にとっては、参考になったのではないでしょうか?
次回は保育園と幼稚園の給与の違いや、必要な資格の違いについて解説していきますので、是非そちらもお読みいただければと思います!
保育士への転職を成功させるためには、情報収集が非常に重要です。
特に未経験から保育士への転職を行う際は、右も左も分からない状態からスタートするため、効率的に情報収集を行うことが必要です。
未経験から保育士への転職を目指す方は、是非本サイト「保育のすすめ」を活用していただければと思います!
今回のコラムのように未経験からの転職に役立つコラムに加えて、実際の保育士の転職求人も掲載しています!
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最後までご覧いただき、ありがとうございました!