最終更新 2021.10.26

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保育士の大変なこと8選とやりがいをご紹介!

こんにちは!ほいくのすすめ編集部です!

保育士さんの仕事って「かわいい子どもたちの成長を見守ることができる」反面、「人間関係が大変」「仕事内容と待遇が見合わない」といったような声を聞いたことはありませんか?

そこで今回は、働く保育士さんから保育のすすめに届いた「保育士の大変なこと8選」をお送りします!保育士さんってどういうところが大変なの?という声にお答えします!

では、まいりましょう〜!

保育士の大変なこと8〜10選

保育士は、「かわいい子どもと関われる仕事」やりがいのある仕事の1つですが、その分大変なことも多いようです。最近では、保育士の定着率向上や離職率低減のための施策が打ち出されているほど、保育士の離職が問題となっています。

厚生労働省の調べによると、常勤保育士のうち50%以上が8年以内に離職しているというデータもあります。

では、実際に保育士さんから届いた「保育士の大変なこと」8選を見てみましょう!

①持ち帰り残業が多い
②園長先生との関係性構築が難しい
③保育士同士の人間関係が悪い
④保護者からのクレーム対応
⑤給料が安い
⑥保育理念・教育方針が合わない
⑦保育士としてやっていける自信がない
⑧労働時間が長い

やはり人間関係や労働環境に対することが多いですね。
それでは、それぞれの項目について詳しくみていきましょう!

①持ち帰り残業が多い

保育指導計画の立案や連絡帳、クラス便りの作成、壁紙飾りや行事の企画・準備など、実際の保育以外にも多様な仕事があります。
園児の退園後、つまり通常保育の時間外でこれらの作業に取り組みますが、園での作業が終わらず、自宅に持ち帰ることがあります。日々、作業に追われてプライベートな時間を確保できないと、大変と感じますよね。

②園長先生との関係性構築が難しい

園長先生は、副園長先生や主任、保育士さんをまとめる役割をになっていることが多いです。個人園などの場合は、園の運営や保育方針の決定、保育士の採用活動など、仕事内容は多岐に渡ります。そんな園長先生との関係性構築が難しい場合は、保育士として気持ちよく働くことができない可能性があります。園長先生も昔は保育士さんだった場合が多いので理解がないことはあまりないでしょう。そのため、園長先生との定期的な面談を実施し、積極的なコミュニケーションをとることをおすすめします。

③保育士同士の人間関係が悪い

一般企業でも、人間関係が悪い、職場の雰囲気が悪い、といった理由で離職を考える方も多いですよね。

保育士さんは9割以上が女性のため、人間関係のトラブルも発生しやすい環境です。大きな園だと派閥ができていたり、小さな園でもベテラン保育士さんが園を仕切っていたりと、特殊な人間関係が起こりがちです。特に、クラス担任と保育補助、正社員保育士とパート保育士、新人保育士とベテラン保育士、といった共同で保育を進める場合に問題が発生してしまうようです。

④保護者からのクレーム対応

保護者に代わって保育をする保育士ですが、保護者からのクレーム対応も仕事のひとつです。我が子の保育の内容となると保護者の熱も入るのは納得ですが、中には理不尽な要求やクレームをつける保護者がいます。日々これらの対応に追われていると精神的に疲弊してしまい、辞めたいと感じる保育士さんもいるようです。

⑤給料が安い

続いては、保育士のお給料についてです。

保育士の仕事は、責任が重く重労働であるにもかかわらず、給料があまり上がりません。主任保育士やリーダーになると少し上がるものの、他の職種比べると給料が安いと言われています。ただ、最近は「保育士宿舎借り上げ支援事業」という制度があり、地域にもよりますが、最大82,000円の家賃補助を受けることができます。また、「処遇改善等加算Ⅰ」「処遇改善等加算Ⅱ」では、平均経験年数(勤続年数)によって、給与を改善していく仕組みが導入されています。

保育士の定着や離職率改善、保育士確保の観点からさまざまな施策が実施されています。保育士確保がいかに重要な指標なのかがわかりますね。

⑥保育理念・教育方針が合わない

保育理念や教育方針が合わない場合も「大変」「辞めたい」と感じる理由になるようです。

自分が理想とする保育理念と縁の方針が違う場合は、戸惑いますよね。入社や就職後に「こんなはずじゃなかった」とならないように、事前に求人内容や ホームページの確認、面接時にも確認することで入社後のミスマッチを防ぐことができるでしょう。

⑦保育士としてやっていける自信がない

保育士として働いていると、園児同士のケンカの仲裁がうまくできない、保育士同士の意見が合わない、保護者からのクレーム処理がうまくできない、という問題に直面することもあるでしょう。

特に新人保育士さんなど、経験の浅い保育士さんは、「保育士として今後やっていけるのだろうか?」「自分は保育士に向いてないのではないか?」といった不安を抱きながら日々の業務に取り組むこともあります。自分で仕事と向き合うことは大切ですが、あまり1人で抱え込まず、先輩保育士さんなどに相談することで少しずつ改善していけるといいですね。

⑧労働時間が長い

保育士の大変なこと最後の8つめは「労働時間が長い」こと。保育園の開園時間は一般的に朝7:00〜19:00ほどですが、早朝保育や夜間保育、24時間保育を実施しているところもあります。ほとんどの保育園ではシフト制を取り入れていますが、持ち帰り残業などの時間外労働を含めると、どうしても労働時間が長くなってしまうことがあります。家庭を持っている方や、自分の時間を大切にしたい方は、「大変」「辞めたい」と感じてしまうことが多いようです。

保育士のやりがい

上記のように、大変なことの多い保育士の仕事ですが、もちろんやりがいもあります!
保育士として働いててよかった!と思える瞬間をお届けします〜!

子どものかわいい笑顔が見れた時

園児は日々ケンカをしたり、走り回ったりと元気いっぱいですが、ふと保育士に見せる笑顔がとってもかわいいんです!「〇〇先生ありがとう!」と満開の笑顔で言われると1日の疲れも吹き飛んじゃいますよね!

保護者から感謝される

理不尽な主張やクレームもある保護者ですが、もちろん感謝されることもあります。「〇〇先生のおかげでうちの子は〇〇ができるようになりました!ありがとうございます。これからもよろしくお願いします」といった言葉を言われると、保育士として頑張ってきてよかった!と実感できますよね!

行事が成功したとき

運動会や卒業式など、大きな行事はもちろんですが、自分が担当する行事や小さな行事でも、成功したときには達成感を得ることができるでしょう。特に、「園児が頑張っている姿」や「努力した成果物」を見るときは「保育士やっててよかった!」と思う方が多いようです。

子どもの成長を実感

保育士のやりがいはなんといっても子どもの成長を実感できるときではないでしょうか!「以前できなかったことができるようになる」「1人でできるようになる」など、日々の保育の中で子どもの成長を実感できるタイミングはたくさんありますが、なんといっても感動的なのは卒園式です!

保育園の保育を卒園し、小学校に入学する卒園生の姿を見ると感動もひとしお!「保育士頑張ってきてよかった」「これからもがんばろう」と思えるものです。

保育士の大変なこととやりがい【まとめ】

いかがでしたか?保育士の仕事は大変なこともたくさんありますが、子どもたちの成長を実感できるやりがいも大きいことがわかりました!

また、大変なことも乗り越えたあとに達成感ややりがいを感じることもあるかもしれません!