保育士資格の取得
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保育士に転職するために。必要な保育士資格について詳しく解説!
はじめに
子どもの成長を見守る仕事である、保育士。
子どもが大好きな方は、
「保育士になりたい!」
「今は違う仕事をしているけど、保育士に転職したい!」
と思っている方も多いのではないでしょうか?
今回の記事では、そんな保育士を目指したいという方に向けて、
保育士の仕事の基本的な部分や、保育士になるために必要な「保育士資格」について解説していきます!
これから保育士を目指すという方は、ぜひ本記事を保育士への就職や転職の参考にしていただければと思います。
では早速、保育士の仕事と、保育士になるために必要な保育士資格についてご説明していきます。
目次
1.保育士の仕事について
2.保育士の仕事の1日について
3.保育士になるために必要な、保育士資格について
4.しっかりと保育士のことを知って、保育士へと転職しよう!
1.保育士の仕事について
まずは、保育士の基本的な仕事について解説していきます。
なんとなくイメージはついているが、詳しくは知らないという方も多いのではないでしょうか?
保育士の仕事は、保育園で預かった子どものお世話をすることです。
「子どものお世話をする」と言うと、単純な仕事だと感じるかもしれませんが、
保育士の仕事内容は、多岐に渡り、子どものお世話にまつわる多くの仕事があります。
ただ子どもと遊ぶだけではなく、着替えや食事の管理、子どもの活動記録など、決して単純な仕事ではありません。
また、子どものお世話だけではなく、保育士にとって保護者との関係性を構築することも非常に重要です。
預かっている子どもの保育園での様子や、食事・睡眠などの細かい情報を保護者の方へ共有することも、仕事の1つです。
これから保育士を目指すという方や、保育士への転職を検討している方は、保育士の仕事が単純ではなく、多岐に渡るということは認識しておきましょう。
2.保育士の仕事の1日について
次に、保育士の1日の仕事の流れについて解説していきます。
保育士は幼稚園とは違い、子どもを預かる時間が長く、それに伴い業務時間も長いです。
保育士の特徴として、
・遅番や早番などのシフト制
・子どもの年齢の幅が広いので、担当する年齢によって業務内容が大きく変わる
といった2点があげられます。
では、簡単によくある保育園での保育士の仕事の流れについて見ていきましょう。
8時〜9時
保護者の方から、子どもを預かる。
登園してきた子どもたちの、受け入れを行います。
この時間帯は子どもたちは自由時間となり、その間に保育士は荷物の管理やおたより帳の確認などを行います。
9時〜10時
保育計画をもとに、保育を行う。
外での遊びや運動、図画工作など、保育計画に基づいて子ども達の保育を行います。
この保育の時間は、季節によっても保育園によっても大きく変わってくることは1つのポイントと言えるでしょう。
11時〜12時
昼食
子ども達の昼食の準備から片付けまでを行います。
ただ昼食を準備して片付けるだけでなく、手洗いの指導にはじまり、それぞれの子どもに合わせて、
食べる量やアレルギーを配慮しながら、進めていきます。
13時〜15時
お昼寝
子どもたちのお昼寝の環境を準備し、子どもたちを寝かしつけます。
睡眠中は、子どもたちが安全に寝ることができているかを確認します。
並行して、おたより帳の記入といった事務作業を進めていきます。
15時〜16時
おやつの時間
お昼寝を終えた子ども達に、おやつの準備や片付けを行います。
16時〜
子どもたちの見送り
保護者のお迎えの時間はバラバラですが、保護者のお迎え時間に合わせて、子どもたち見送ります。
見送りの際には、子どもがどういう様子だったかを保護者に伝え、子どもの様子を共有します。
子どもの保育は見送りまでで一旦終わりますが、ここから保育記録や日中の活動のための準備、掃除や会議といった業務が発生します。
簡単にではありますが、保育士の1日の流れについて解説しました。
保育士の仕事についてご存知なかった方は、なんとなく保育士の1日の業務についてイメージすることができたのではないでしょうか?
保育士の業務の流れについて把握できたところで、
次に保育士になるために必要な「保育士資格」について学んでいきましょう!
3.保育士になるために必要な、保育士資格について
保育士になるためには、国家資格である「保育士資格」を取得する必要があります。
保育士資格を取得するための方法は2つ。
①保育士養成校(大学や専門学校)を卒業し、資格を取得
②学校等には通わず、自身で勉強を行い国家試験を受験
保育士資格を取得するためには、上記の2つの方法があります。
保育士養成校については、国が定めている施設を確認することができるので、
下記のリンクよりご確認頂ければと思います。
では保育士資格を取得するためには、どのように進めていけばよいのでしょうか?
保育士資格(国家試験)の概要
まずは、国家試験の概要について。
保育士の国家試験は4月ごろ(前期)と10月ごろ(後期)の1年に2回試験が行われます。
試験は筆記試験と実技試験があり、筆記試験を合格することで実技試験を受験することができます。
保育士国家試験の受験資格について
保育士国家試験の受験資格については、受験を行う方の最終学歴によって変わってきます。
■大学卒業、短期大学を卒業した場合
学校教育方に基づいた学校を卒業していれば、大学での学部学科は関係なく、保育士国家試験を受験することができます。
■専門学校を卒業した場合
・学校教育方に基づいた専門学校である
・2年以上の専門過程を修了し卒業している
この2点を満たしていれば、保育士国家試験を受験することができます。
■高等学校卒業
こちらは少しややこしいですが、1991年3月31日以前に卒業をしていた場合、
保育士国家試験を受験をすることができます。
これ以降(1991年4月1日以降)に卒業した場合は、
「2年以上かつ2,880時間以上、児童等の保護または援護に従事した経験」
があれば、保育士国家試験を受験することがあります。
※例外として高等学校の保育科を1996年3月31日以前に卒業している場合は、
保育士国家試験の受験を行うことができます。
■中学校卒業
「5年以上かつ7,200時間以上、児童等の保護または援護に従事した経験」
があれば、保育士の国家試験を受験することができます。
それぞれの受験資格については、記事執筆時点での最新情報を掲載しておりますが、
詳しい情報やその他のパターンの受験資格については、こちらからご確認ください。
一般社団法人 全国保育士養成協議会|保育士資格国家試験の受験資格について
4.しっかりと保育士のことを知って、保育士へと転職しよう!
いかがでしたでしょうか?
今回は保育士の業務の流れや、保育士資格について解説していきました。
これから保育士への就職や転職を検討している方にとっては、非常に参考になったのではないでしょうか?
これから保育士を目指したいという方は、本コラムで保育士についての勉強をしながら、
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最後までご覧いただき、ありがとうございました。