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男性保育士の働き方や働く際の心得は。男性保育士ならではの不安
男性保育士の働き方や働く際の心得は。男性保育士ならではの不安-はじめに
女性のイメージが強い保育士という仕事において、
男性保育士が保育施設で働くというのは珍しい存在と言えます。
現に男性保育士は、一つ園に1人のところが多く、
2人以上採用している園は非常に少ない状況です。
しかし保育士不足が問題となる中で、
少しずつですが新たに男性保育士を募集する園も増えてきています。
今回は男性保育士が働くときに、
気を付けるポイントや不安に思うことをいくつかご紹介します!
目次
1.男性保育士の心得|働くときに気を付けるポイント
1₋⑴男性保育士の働くときの心得|身だしなみ注意点
1₋⑵男性保育士の働くときの心得|男性保育士の役割とは?
1₋⑶男性保育士の働くときの心得|人間関係で気を付けることは?
1₋⑷男性保育士の働くときの心得|まとめ
1.男性保育士の心得|働くときに気を付けるポイント
女性が中心の保育士という仕事において、
男性保育士が働く際に気を付けることや不安に思うことは何か?
まずは、基本の身だしなみ注意点からご紹介していきます!
1₋⑴男性保育士の働くときの心得|身だしなみ注意点
保育士という仕事は、
特に「清潔感を意識した身だしなみ」が重要です。
清潔感とは、
「人に汚れがなく、きれいで爽やかな印象を与えること」
「人を不快にさせない身だしなみや動作・振る舞いのこと」です。
保育士は子どもの見本として見られるだけでなく、
保護者からも信頼される存在である必要があります。
そのため、
普段から身だしなみには注意が必要です。
具体的なポイントをいくつかご紹介します。
①ひげは出勤前に必ず剃る。
子どもの送り迎えで朝と夕方、
保護者と顔を合わせる機会があります。
そのため、朝目立っていなくても、
出勤前に必ず剃るようにしましょう。
②衣類のシワや汚れがないように気を付ける
衣類の汚れや破れ、シワにも気を付けましょう。
エプロンやシワになりやすいシャツは、
アイロン掛けやハンガー掛けにして干す等、
きちんとみえる工夫が必要です。
ダメージ感のある服は、
見方によっては不衛生に見えてしまうので、
避けるようにしましょう。
③臭いの強い整髪料・香水は使わない
香水は使用できません。
同様に臭いの強い整髪料も避けるようにしましょう。
夏場等、汗の臭いが気になる場合は、
汗拭きシート等できちんとケアしておきましょう。
④派手さより爽やかさを重視する
子どもの人気を得るために、
派手な色の服装や目立つ髪型をすることは、
おすすめできません。
保育園は地域の子ども達が通う場所ですので、
保護者や地域の大人の目もあります。
園の方針や雰囲気に合わせた服装や身だしなみを心掛けましょう。
基本的な身だしなみができていることは、
社会的な信用にもつながります。
出勤前に鏡を見て、
適切な身だしなみができているか、
しっかりとチェックしておきましょう!
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1₋⑵男性保育士の働くときの心得|男性保育士の役割とは?
☆男性保育士の役割
①力仕事・体力面で貢献できる
保育士の仕事には、
力や体力といった男性の強みを活かせる場面が多くあります。
重い物を運んだり、子どもを抱っこしたり、
レクリエーションや外遊びでも体力を使う場面があります。
男性保育士がいることで、
女性だけでは困難な仕事も、克服できる場合があります。
無理のない範囲で、
こなせる仕事については、積極的に協力する姿勢が大切です。
②防犯面で貢献できる
特に不審者への対応は、
女性だけでは不安なことがあります。
子どもや職員の安全を守るという点でも男性保育士は、
大きな役割を担うことができます。
直接的な注意や対応の他にも、
男性保育士の存在は犯罪の抑止にも効果があると考えられます。
③子どものトイレ対応ができる
子どもの付き添いであっても、
女性保育士は男性用トイレに入ることはできません。
その点男性保育士は、
散歩や遠足等の外出時、
男の子のトイレに付き添うことができます。
どんな場面においても子どもを1人にしないことはとても重要です。
④園の子どもにとってお父さんとしての役割ができる
最近では、
シングルマザーの子どもも珍しくありません。
特に保育園は親が働いている場合がほとんどです。
そのため男性保育士は子ども達にとって、
父性を感じることができる貴重な存在と言えます。
子どもに限らず、
男性と女性では接しやすさや話しやすさは異なります。
男性保育士は遊びや話しの相手としても、
大きな役割が期待されます。
1₋⑶男性保育士の働くときの心得|人間関係で気を付けることは?
☆男性保育士の人間関係注意点
①細かな気配りを大切にする
職員の困り事や協力してほしいこと、
子どもの体調や様子の変化等、
広い視野で気を配ることが大切です。
手伝いが必要なときは自分から声をかけることや、
子どもの変化に気付いたら上司や先輩職員に報告すること、
細かい気配りができることで、
相手に信頼感や安心感を与えることができます。
②相手を尊重して話しを聞く
相手が話しているときは、
しっかりと耳を傾けて聞く姿勢を持ちましょう。
話しの内容から相手が望んでいることを読み取り、
しっかりと実行することが重要です。
話したことがきちんとできていることは、
相手から信頼されることにつながります。
③時間や規則をきちんと守る
遅刻や欠勤は信用をなくします。
他にも書類の提出期限や保護者への連絡等、
時間や規則を守ることは、
最低のマナーと考えましょう。
信用や信頼は毎日の行動の積み重ねが重要です。
人間関係は相手と自分との、
「信頼関係」ということができます。
自分が相手から信用され、
信頼される人であれば、
人間関係は自然と上手くまとまります。
それは園にとって自分がなくてはならない存在に変わること
を意味しています。
人間関係に悩むこともありますが、
まずは自分が信頼される存在になれるように、
誠実に勤めることを心掛けましょう!
1₋⑸男性保育士の働くときの心得|まとめ
男性保育士は世間でもまだまだ認知の少ない存在のため、
誤解や偏見の目で見られることも多くあります。
園によっては、
男性保育士を採用しないところもあります。
しかし、
本当に子どもが好きで、
保育士という仕事がしたいと思っている男性も多くいるはずです。
最近では家事を率先する男性も増えています。
保育士もやがて、
男女が役割を分け合って働く職業に変わっていくことが、
保育の未来にとって必要なことなのだと思います。
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