保育士の転職情報まとめ
- 転職
- 転職
- 仕事内容
- 託児所とは
託児所とは?仕事内容と転職のポイントを紹介します!
託児所で働く保育士って…何をするの?
このような疑問にお答えします。
この記事では、託児所で働く保育士の『仕事内容』をご紹介していきます。後半部分では、「託児所で働くために必要な資格」や「託児所への転職を成功させるためのポイント」をご紹介しておりますので、ぜひ最後までお付き合いくださいね。
【目次】
託児所とは?仕事内容と転職のポイント|そもそも託児所ってなに?
託児所とは?仕事内容と転職のポイント|託児所の種類
託児所とは?仕事内容と転職のポイント|保育園と託児所の違いとは?
託児所とは?仕事内容と転職のポイント|託児所で働く保育士の仕事内容
託児所とは?仕事内容と転職のポイント|託児所で働くための資格とは?
託児所とは?仕事内容と転職のポイント|転職を成功させるためには?
託児所とは?仕事内容と転職のポイント|転職を考えている方へ
託児所とは?仕事内容と転職のポイント|そもそも託児所ってなに?
託児所とは、子供を預ける場所全般を指す言葉です。正式な定義はありませんが、一般的には0歳児から6歳児までを対象とした認可外の保育施設を指します。託児所には、保育園とは異なり、病院勤務の看護師の子供を預かる「院内保育所」や、企業の従業員の子供を勤務時間中に預かる「企業型保育所」など、さまざまな種類があります。また、託児所は運営の自由度が高く、「夜間保育対応」や「土日利用可能」など、施設ごとに異なる特徴を持っています。託児所は、保護者の事情に応じて利用できる保育施設として、重要な役割を果たしているといえるでしょう。
託児所とは?仕事内容と転職のポイント|託児所の種類
託児所のサービス形態には「一時預かり保育」と「月極保育」があります。また、施設の形態にも、さまざまな種類があります。ここでは「託児所の種類」について解説します。
【託児所とは?仕事内容と転職のポイント|託児所の種類1】一般的な託児施設
一般的な託児施設とは、長期的または一時的に子供を預かる場所を指します。多くの場合、保護者の利便性を考慮し、駅の近くなど「アクセスの良い場所」に設置されています。また、保護者が急用で子供の世話ができない時や、自分の時間を持ちたい時のために、商業施設や医療機関に併設されることもあります。なお、これらの施設では、子供と遊んだり、食事や排泄の介助をしたりと、幅広いケアを提供しています。
【託児所とは?仕事内容と転職のポイント|託児所の種類2】事業型保育施設
事業型保育施設とは、事業主が従業員の子供を預かるために設置した託児所を指します。事業型保育施設には、企業が従業員のために開設した「企業型保育所」や、医療機関が看護師や医師などの医療従事者向けに設置する「院内保育所」などがあります。これらの施設はいずれも、従業員が仕事と育児を両立しやすい環境を提供することに大きく貢献しています。「企業内保育所で働く保育士の仕事内容とは?」や「企業内保育所が人気なんです!仕事内容は?」、もしくは「企業内保育所とは?働くメリットや向いている人を解説」や「企業内保育所とは?働くメリット・デメリットや給料、仕事内容、事例、転職の仕方について詳しく解説!」や「院内保育が保育士に人気な理由とは?気になる仕事内容や給料について」でも同様のことを伝えています。
【託児所とは?仕事内容と転職のポイント|託児所の種類3】ベビーホテル
ベビーホテルとは、認可外保育施設のうち、次のいずれかを常時運営している施設をいいます。
・午後8時以降の保育を行っている
・児童の宿泊を伴う保育を行っている
・一時預かりを行っている(利用児童のうち一時預かりの児童が半数以上を占めている)
ベビーホテルの利用時間は施設ごとに異なります。そのためベビーホテルには、24時間体制で宿泊可能な施設から、深夜22時まで預かりを行う施設まで、さまざまな形態が存在します。
【託児所とは?仕事内容と転職のポイント|託児所の種類4】認証保育園
認証保育園は、東京都が独自に定めた「東京都認証保育所事業実施要綱」の基準を満たし、都の認証を受けた保育施設です。この制度は東京都独自の基準に基づくもので、国が定める認可基準とは異なるため、認証保育園は「認可保育園」ではなく「認可外保育園」に分類されます。なお、認証保育園には、0歳児から5歳児までを対象とするA型と、0歳児から2歳児までを対象とするB型の2種類があります。
※託児所の種類について詳しく知りたい方は「託児所で働く保育士の給料・年収相場、仕事内容は?資格は必要?」や「託児所とは?年齢別料金や保育園との違い、求人の探し方をわかりやすく解説!」、もしくは「託児所とはどんな施設?」をご覧ください。
託児所とは?仕事内容と転職のポイント|保育園と託児所の違いとは?
保育園と託児所は、どちらも子供を預かる施設ですが、利用条件に大きな違いがあります。
【託児所とは?仕事内容と転職のポイント|保育園と託児所の違い1】保育園
保育園は、保護者が仕事や疾病などの理由により、家庭での保育が難しい場合に0歳から5歳までの乳幼児を預けることができる施設です。保育園では、子供の健やかな成長を促すための保育プログラムが用意されており、日常生活の中での学びや社会性の発達をサポートすることを目的としています。また、保育園は国や地方自治体の認可を受けて運営されているため、一定の基準に基づいた環境が整備されています。
【託児所とは?仕事内容と転職のポイント|保育園と託児所の違い2】託児所
託児所は、保護者が仕事をしていない場合でも利用できる施設です。託児所は、保育園と異なり、必ずしも教育プログラムが提供されているわけではなく、子供の安全と快適な環境の提供を主な目的としています。そのため、近隣の保育園や幼稚園に空きがない場合の代替施設としても活用されます。また、短時間や一時的な利用も可能です。
このように、保育園は保育が必要な状況に対応するための施設であるのに対し、託児所は柔軟に子供を預けることができる施設として役立っています。保育園と託児所の違いについて詳しく知りたい方は「託児所とは?保育園との違いや仕事内容、求められることを解説」や「託児所とはどんな施設?保育園との違いや必要な資格、求人状況を解説!」をご覧ください。
託児所とは?仕事内容と転職のポイント|託児所で働く保育士の仕事内容
託児所で働く保育士の仕事内容は、保育園とほぼ同じです。託児所では、子供たちと遊んだり、食事の準備をしたりなど、さまざまなサポートを行っています。以下は、託児所で働く保育士の「主な仕事内容」です。
【託児所とは?仕事内容と転職のポイント|仕事内容1】食事のサポート・片付け
託児所で働く保育士の仕事内容1つ目は『食事のサポート・片付け』です。保育士は、子供たちが食事を楽しみ、栄養を摂取できるようにサポートします。また、食後にはテーブルを片付け、清潔な環境を保つことも行います。食事の時間、子供たちがコミュニケーションを取り合う貴重な機会でもありますので、楽しい雰囲気を作り出すことも大切です。
【託児所とは?仕事内容と転職のポイント|仕事内容2】おむつの取り換えや排泄のサポート
託児所で働く保育士の仕事内容2つ目は『おむつの取り換えや排泄のサポート』です。託児所では、おむつの取り換えや排泄のサポートも行います。おむつの交換や排泄のサポートでは、子供たちとのコミュニケーションが重要。優しく丁寧に接し、子供たちが安心できるようにサポートします。おむつの交換やトイレのサポートを通じて、子供たちとの信頼関係を築くことができるでしょう。
【託児所とは?仕事内容と転職のポイント|仕事内容3】お昼寝のサポート
託児所で働く保育士の仕事内容3つ目は『お昼寝のサポート』です。保育士は子供たちが快適な環境で眠ることができるように、お昼寝に備えて布団やベッドを整えます。また、個々の子供の睡眠リズムに合わせて、眠りやすい環境を整えます。お昼寝の時間は子供たちの健康な成長にとって重要な時間です。したがって、保育士は静かで安全な環境を保ち、子供たちが安心して眠ることができるようサポートします。
【託児所とは?仕事内容と転職のポイント|仕事内容4】自由遊び・お散歩
託児所で働く保育士の仕事内容4つ目は『自由遊び・お散歩』です。子供たちが自然な環境で遊び、新しい発見や学びを得られるように、保育士はさまざまな遊びを提供します。例えば室内では、「絵本の読み聞かせ」や「ブロック遊び」など、創造性を育む遊びを提供します。また、日中に子供を預かる場合は、外に出て、公園や近くの施設へのお散歩を楽しむこともあります。
【託児所とは?仕事内容と転職のポイント|仕事内容5】入浴のサポート
託児所で働く保育士の仕事内容5つ目は『入浴のサポート』です。夜間保育に対応している託児所では、子供の沐浴・入浴を行います。子供の皮膚は非常にデリケートであるため、適切な沐浴・入浴を行うことは重要です。したがって、保育士は子供たちが安全かつ快適に入浴できるよう丁寧にサポートします。また、子供たちが滑らないようにサポートし、安全面にも配慮します。入浴は子供たちにとってリラックスできる時間でもあるため、保育士は「温かい雰囲気」を作り出すことが大事だといえるでしょう。
【託児所とは?仕事内容と転職のポイント|仕事内容6】寝る前の歯磨き
託児所で働く保育士の仕事内容6つ目は『寝る前の歯磨き』です。託児所の運営時間によっては、歯磨きのサポートを行う場合もあります。子供の“歯の健康”は、将来の健康にも影響を与えるため「歯磨き」は非常に重要です。したがって、保育士は子供たちが適切に歯磨きを行えるようにサポートします。歯磨きを寝る前のルーティンとして取り入れることで、子供たちが良い睡眠をとることができるだけでなく、虫歯の予防にも役立つでしょう。
【託児所とは?仕事内容と転職のポイント|仕事内容7】寝かしつけ
託児所で働く保育士の仕事内容7つ目は『寝かしつけ』です。託児所の運営時間によっては、寝かしつけをする場合もあります。具体的には、子守唄を歌ったり、絵本の読み聞かせを行ったりして、子供たちが安らかな眠りにつけるようにサポートします。寝かしつけでは、子供たちが安心して眠ることができるよう、優しく心地よい雰囲気を作り出すことが大切です。したがって保育士は、子供たち一人ひとりの個性や好みに合わせて対応し、安心して眠れるように努めます。
【託児所とは?仕事内容と転職のポイント|仕事内容8】施設の清掃、消毒
託児所で働く保育士の仕事内容8つ目は『施設の清掃、消毒』です。保育士は、託児所の清掃作業も担当します。清掃作業では、室内や通路の清掃はもちろんのこと、「遊び道具」の消毒も行います。保育環境の清潔さは子供たちの健康と安全に直結していますので、清掃作業は大切な業務だといえるでしょう。
※託児所の仕事内容について詳しく知りたい方は「託児所の仕事内容とは?保育士資格は必要?」や「託児所での仕事内容は?保育園の保育士とは違う?」、もしくは「保育士が託児所で働く場合の仕事内容や給料、休み、勤務時間など労働条件面の特徴」や「保育士が託児所で働くのは大変?転職すべき?給料と仕事内容を解説!」をご覧ください。
託児所とは?仕事内容と転職のポイント|託児所で働くための資格とは?
託児所では特別な資格がなくても働くことが可能です。ただし、託児所の中には、保育士免許が必須の施設や、資格保有を優遇するケースもあります。実際、1/3以上の託児所スタッフが保育士や幼稚園教諭などの免許保有者であるため、資格を持っているほうが採用されやすい傾向があります。したがって、託児所への転職を考える方には「保育士資格」や「幼稚園教諭免許」の取得をおすすめします。保護者の視点からも、資格を取得している人のほうが安心して預けやすいといえるでしょう。「保育士から託児所へ転職するには?」でも同様のことを伝えています。
託児所とは?仕事内容と転職のポイント|転職を成功させるためには?
次は、「託児所への転職を成功させるためのポイント」をご紹介していきます。ぜひこの内容を参考にして転職活動を行ってくださいね。なお、保育士が託児所で働くメリット・デメリットについて知りたい方は「保育士が託児所で働くメリット・デメリットとは?」や「保育士が託児所に転職|7つのメリット&4つの注意点を解説!」、もしくは「託児所で働く場合の注意点とは?」や「託児所あり・保育士求人の魅力とは?我が子を職場に預けて働くメリット」や「院内保育で働く保育士の仕事内容が知りたい!メリットや他の職場との違い」をご覧ください。
【託児所とは?仕事内容と転職のポイント|成功させるためには1】転職エージェントに登録する
託児所への転職を成功させるためのポイント1つ目は『転職エージェントに登録する』です。転職エージェントとは、求人の紹介から入職に至るまでの“あらゆる場面”においてサポートをしてくれるサービスのこと。転職エージェントに登録すると担当者(キャリアアドバイザー)がつき、求人紹介や選考対策に加えて「履歴書の作成」や「面接の練習」などを行ってくれます。そのため、転職の成功率が格段にアップします。転職に失敗しないためにも、ぜひ転職エージェントを利用しましょう。
【託児所とは?仕事内容と転職のポイント|成功させるためには2】転職スケジュールを立てる
託児所への転職を成功させるためのポイント2つ目は『転職スケジュールを立てる』です。転職スケジュールを立てることで、転職活動をスムーズに進めることができます。したがって、まずは具体的な転職時期を設定してください。なお、転職エージェントのサポートを受ける場合は、エージェントとの連携や登録手続きもスケジュールに組み込んでくださいね。
【託児所とは?仕事内容と転職のポイント|成功させるためには3】ポジティブなマインドセットを持つ
託児所への転職を成功させるためのポイント3つ目は『ポジティブなマインドセットを持つ』です。転職活動は長期戦であり、なかには失敗や挫折を経験することがあります。そのため、うまくいかない場合でも「ポジティブなマインドセット」を持ち続け、前向きに取り組むことが大切です。自分自身の価値を信じ、諦めずに挑戦し続けることが転職成功の秘訣です。
【託児所とは?仕事内容と転職のポイント|成功させるためには4】転職理由を明確にしておく
託児所への転職を成功させるためのポイント4つ目は『転職理由を明確にしておく』です。転職理由を明確にすることで、自身の「意欲」や「目標」を正確に伝えることができます。また、明確な転職理由があれば、自身の志望動機を的確に表現し、採用担当者にアピールすることができます。そのため、転職を検討する際には「明確な転職理由」を持つことが重要です。
【託児所とは?仕事内容と転職のポイント|成功させるためには5】よく聞かれる質問を把握しておく
託児所への転職を成功させるためのポイント5つ目は『よく聞かれる質問を把握しておく』です。転職者を対象とした面接では、よく聞かれる質問があります。そのため、転職面接では、どんな質問をされるかを想定して、あらかじめ答えを考えておくことが大切です。定番の質問を把握しておくと余裕をもって答えられますので、事前に考えておきましょう。
託児所とは?仕事内容と転職のポイント|転職を考えている方へ
上述したとおり、「託児所に転職しようかな…」と考えている方には、転職エージェントの利用をおすすめします。転職エージェントを利用すると、転職に関するアドバイスだけでなく、「履歴書の作成」や「面接の練習」なども行ってくれます。また、転職エージェントには、求人サイトには掲載されていない「非公開求人」が存在するため、競争率が低い「優良企業の求人」を紹介してくれるかもしれません。理想の託児所へ転職するためにも、ぜひ転職エージェントを利用しましょう。