最終更新 2021.10.26

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保育士が持っていると転職で有利になる資格|社会福祉士とは?

社会福祉士ってなに?
保育士が「社会福祉士の資格」を取得すると、転職する際に役立つの?

このような疑問にお答えします。

この記事では、保育士に人気のある資格『社会福祉士』をご紹介していきます。後半部分では「社会福祉士の受験資格を得る方法」や「社会福祉士を取得するメリット」について解説していますので、ぜひ最後までお付き合いくださいね。なお、保育士におすすめの資格について知りたい方は「保育士が持っていると転職で有利になる資格とは?おすすめの資格11選」や「保育士のスキルアップに役立つ資格とは?キャリアチェンジにおすすめの資格もご紹介」をご覧ください。

【目次】
保育士が持っていると転職で有利になる資格|社会福祉士とは?
保育士が持っていると転職で有利になる資格|社会福祉士の受験資格を得る方法
保育士が持っていると転職で有利になる資格|社会福祉士の試験概要
保育士が持っていると転職で有利になる資格|社会福祉士の合格率
保育士が持っていると転職で有利になる資格|社会福祉士を取得するメリット
【保育士が持っていると転職で有利になる資格|社会福祉士を取得するメリット1】転職先の選択肢が増える
【保育士が持っていると転職で有利になる資格|社会福祉士を取得するメリット2】専門知識が身につく
【保育士が持っていると転職で有利になる資格|社会福祉士を取得するメリット3】給与や待遇の面での向上が期待できる
【保育士が持っていると転職で有利になる資格|社会福祉士を取得するメリット4】転職する際のアピール材料になる
【保育士が持っていると転職で有利になる資格|社会福祉士を取得するメリット5】活動の幅が広がる
保育士が持っていると転職で有利になる資格|社会福祉士の取得を考えている方へ
まとめ

 

 

保育士が持っていると転職で有利になる資格|社会福祉士とは?

保育士が持っていると転職で有利になる資格|社会福祉士とは?

社会福祉士とは、1987年に制定された「社会福祉士及び介護福祉士法」に基づき、福祉や医療に関する相談援助に必要な専門知識・スキルがあることを証明する国家資格です。この資格を取得すると、厚生労働大臣より「社会福祉士登録証」が交付されます。社会福祉士の資格は、国家資格ですが、弁護士のように「業務独占」の資格でなく、「名称独占」の資格です。そのため社会福祉士資格をもっていなければ、相談援助の業務につけないということはありません。しかし、社会福祉士資格をもっていることは、専門職としての水準の高さを表すものになりますので、社会福祉士を目指す方には資格の取得をおすすめします。なお、社会福祉士の仕事内容について知りたい方は「保育士から社会福祉士へ転職するのは可能?社会福祉士のメリットもご紹介」や「社会福祉士から保育士への転職って実際どうなの?経験を活かせる?」、もしくは「社会福祉士の仕事内容や保育と福祉のスキルを身に付けるメリットについて」をご覧ください。

 

 

保育士が持っていると転職で有利になる資格|社会福祉士の受験資格を得る方法

保育士が持っていると転職で有利になる資格|社会福祉士の受験資格を得る方法

社会福祉士試験の受験資格を得る方法は、全部で「12通り」あります。代表的な方法は、福祉系の4年制大学・短大のいずれかを卒業(修了)することです。福祉系の大学・短大で指定科目を履修して卒業すればストレートに受験資格が得られます。社会福祉士試験の受験資格について詳しく知りたい方は「社会福祉士の受験資格(資格取得ルート図)」や「保育士から社会福祉士になるには?資格試験の免除の科目は?」をご覧ください。

 

 

保育士が持っていると転職で有利になる資格|社会福祉士の試験概要

保育士が持っていると転職で有利になる資格|社会福祉士の試験概要

社会福祉士の試験は、毎年「2月上旬頃」に実施されます。試験の実施は「年1回」なので、合格のチャンスを逃さぬように照準を合わせた準備が必須です。なお、社会福祉士の試験では、以下の19科目が出題範囲として提示されています。

①    人体の構造と機能及び疾病
②    心理学理論と心理的支援
③    社会理論と社会システム
④    現代社会と福祉
⑤    地域福祉の理論と方法
⑥    福祉行財政と福祉計画
⑦    社会保障
⑧    障害者に対する支援と障害者自立支援制度
⑨    低所得者に対する支援と生活保護制度
⑩    保健医療サービス
⑪    権利擁護と成年後見制度
⑫    社会調査の基礎
⑬    相談援助の基盤と専門職
⑭    相談援助の理論と方法
⑮    福祉サービスの組織と経営
⑯    高齢者に対する支援と介護保険制
⑰    児童や家庭に対する支援と児童・家庭福祉制
⑱    就労支援サービス
⑲    更生保護制度

社会福祉士の試験について詳しく知りたい方は「公益財団法人:社会福祉振興・試験センター」や「保育士と社会福祉士の違いは?給与差や転職する方法・試験科目の免除についても解説!」をご覧ください。

 

 

保育士が持っていると転職で有利になる資格|社会福祉士の合格率

保育士が持っていると転職で有利になる資格|社会福祉士の合格率

社会福祉士試験の合格率は30%程度です。合格率が低い要因としては、科目数が多いうえに出題範囲が広いため、学生や社会人の受験生には勉強時間の確保が難しいことが挙げられます。社会福祉士の合格を目指す方は、時間的に余裕を持った計画を立てると同時に、自分に合った効率的な勉強方法を見つけることが重要だと言えるでしょう。「保育士から社会福祉士に転職した方を紹介しているサイト」や「社会福祉士の資格について解説しているサイト」でも同様のことを伝えています。

 

 

保育士が持っていると転職で有利になる資格|社会福祉士の受験資格の注意点

保育士が持っていると転職で有利になる資格|社会福祉士の受験資格の注意点

社会福祉士試験の受験資格において、重要なポイントとなるのが実務経験です。保育士の場合は、以下の施設で働いていた場合に「実務経験」として認められます。

⒈    児童相談所
⒉    児童養護施設
⒊    児童心理治療施設
⒋    乳児院
⒌    障害児入所施設
⒍    知的障害児施設
⒎    知的障害児通園施設
⒏    盲ろうあ児施設
⒐    肢体不自由児施設
⒑    重症心身障害児施設
⒒    障害児通所支援事業(児童発達支援センターを除く)
⒓    指定発達支援医療機関
⒔    重症心身障害児(者)通園事業を行なっている施設

※5~13の施設で働いていた保育士のうち、「入所者の保護に直接従事する保育士」として介護福祉士国家試験を受験した方については、その実務経験は社会福祉士国家試験の「実務経験」としては認められません。社会福祉士国家試験の受験資格が認められるためには、別途実務経験が必要になりますので、ご注意ください。詳しくは、「公益財団法人:社会福祉振興・試験センター」をご覧くださいね。

 

 

保育士が持っていると転職で有利になる資格|社会福祉士を取得するメリット

保育士が持っていると転職で有利になる資格|社会福祉士を取得するメリット

社会福祉士を取得すると、どのようなメリットがあるのでしょうか。ここでは、保育士が「社会福祉士を取得するメリット」をご紹介していきます。社会福祉士の取得を考えている保育士さんは、ぜひこの内容を参考にしてくださいね。

 

【保育士が持っていると転職で有利になる資格|社会福祉士を取得するメリット1】転職先の選択肢が増える

社会福祉士を取得するメリット1つ目は『転職先の選択肢が増える』です。社会福祉士の資格を取得すると、社会的な問題や困難に直面している人々に対して、総合的な支援を行うことができます。そのため、障害者支援施設や児童養護施設など、特定の福祉分野への転職が可能になります。社会福祉士の資格を取得すると、多様な転職先を選ぶことができ、自身のキャリアを柔軟に拡大することができるでしょう。「保育士が社会福祉士資格を取る方法を解説」でも同様のことを伝えています。

 

【保育士が持っていると転職で有利になる資格|社会福祉士を取得するメリット2】専門知識が身につく

社会福祉士を取得するメリット2つ目は『専門知識が身につく』です。社会福祉士の養成課程では、福祉に関する法律や制度、心理学、社会学などの専門知識を学ぶことができます。したがって社会福祉士の資格を取得すると、福祉に関する専門知識が身につくでしょう。

 

【保育士が持っていると転職で有利になる資格|社会福祉士を取得するメリット3】給与や待遇の面での向上が期待できる

社会福祉士を取得するメリット3つ目は『給与や待遇の面での向上が期待できる』です。社会福祉士は専門的な知識とスキルを必要とする分野であり、資格取得には一定の学習が必要です。そのため、保育士が社会福祉士の資格を持つことで専門性が向上し、給与水準やキャリアアップの機会が広がるでしょう。「社会福祉士資格で免除される保育士試験の科目とは|保育士の資格を取得する3つのメリット」でも同様のことを伝えています。

 

【保育士が持っていると転職で有利になる資格|社会福祉士を取得するメリット4】転職する際のアピール材料になる

社会福祉士を取得するメリット4つ目は『転職する際のアピール材料になる』です。社会福祉士の資格を取得することにより、社会福祉や介護分野での知識を証明できます。そのため、社会福祉士の資格は、転職する際の大きなアピール材料になるでしょう。社会福祉士の資格を持つことで、自己成長とキャリアアップの道が開けるだけでなく、転職時にも優位性を持つことができますよ。

 

【保育士が持っていると転職で有利になる資格|社会福祉士を取得するメリット5】活動の幅が広がる

社会福祉士を取得するメリット5つ目は『活動の幅が広がる』です。社会福祉士の資格を取得すると、日々の保育の中で活かせるのはもちろん、地域のママやお子さんを招いて“社会福祉に関する講座を開く”といったこともできます。また、社会福祉に関するイベントやプログラムの企画・運営にも携わることができます。したがって、社会福祉士の資格を取得すると、今よりも活動の幅が広がるでしょう。

 

 

保育士が持っていると転職で有利になる資格|社会福祉士の取得を考えている方へ

保育士が持っていると転職で有利になる資格|社会福祉士の取得を考えている方へ

社会福祉士資格の取得は、転職先の選択肢を広げるだけでなく、社会福祉に関する知識の獲得や給与・待遇の向上など、さまざまなメリットがあります。したがって、「保育士としてスキルアップしたい方」や「社会福祉士へのキャリアアップを考えている方」には、社会福祉士資格の取得を強くおすすめします。社会福祉士の資格は、あなたの成長とキャリアの展望を広げる大切なステップになりますので、ご興味のある方は、ぜひ社会福祉士の取得に向けて進んでみてくださいね。

 

 

まとめ

では、これまでの内容をまとめると

保育士が持っていると転職で有利になる資格|社会福祉士とは?
保育士が持っていると転職で有利になる資格|社会福祉士の受験資格を得る方法
保育士が持っていると転職で有利になる資格|社会福祉士の試験概要
保育士が持っていると転職で有利になる資格|社会福祉士の合格率
保育士が持っていると転職で有利になる資格|社会福祉士を取得するメリット

以上になります。
最後まで読んでくださりありがとうございました。