保育士の転職｜港区の保育士支援制度について解説

港区に…。
保育士支援制度ってある？

このような疑問にお答えします。

この記事では、港区内で転職を考えている保育士に向けて「港区の保育士支援制度」をご紹介します。後半部分では「港区の保育に関する取り組み」や「港区で転職を考えている方に役立つ情報」をご紹介しておりますので、ぜひ最後までお付き合いくださいね。

保育士の転職｜港区の保育士支援制度３つ

では早速、「港区の保育士支援制度」を３つご紹介します。転職活動をする際は、ぜひこの内容を参考にしてくださいね。

【保育士の転職｜港区の保育士支援制度1】借上げ社宅制度

港区では、保育士を支援するため「港区保育従事職員宿舎借り上げ支援事業」を実施しております。港区保育従事職員宿舎借り上げ支援事業とは、港区が家賃の補助を行うサービス。具体的には、港区内の認可保育施設等に勤務する保育士さんが“職員宿舎”に入居する場合、「月額9万8,000円」を補助基準上限として補助するものです(宿舎が港区外に存する場合は月額7万1,750円)。この制度は保育士だけでなく、保育補助や調理員も利用することができますので、ぜひご活用くださいね。詳しくは「港区保育従事職員宿舎借り上げ支援事業補助金交付要綱」に記載していますので、気になる方はご覧ください。なお、港区保育従事職員宿舎借り上げ支援事業については「港区の保育士求人を紹介しているサイト」でも取り上げていますよ。

【保育士の転職｜港区の保育士支援制度2】就職支援パンフレット

港区では、保育士の就職をサポートするために「就職支援パンフレット」を作成しています。就職支援パンフレットとは、港区内の保育施設情報を掲載しているパンフレット。保育施設で働くことの魅力や、保育士への支援制度について掲載しているほか、区内の保育施設で働く姿が具体的にイメージできるよう、現役職員や保護者の声などを掲載していますよ。詳しくは、「港区のホームページ」に記載していますので、気になる方はご覧くださいね。

【保育士の転職｜港区の保育士支援制度3】保育士就職支援研修

港区在住の方は、東京都が行っている「保育士就職支援研修」に参加できます。保育士就職支援研修では、保育士に向けて、「求められる保育士像の講義」や「園長先生による実際の保育現場のお話」など、就職に役立つ内容をお伝えしています。保育士就職支援研修の対象は、保育士資格をお持ちの方だけでなく、資格取得見込みの方も対象となっていますので、ご興味のある方はぜひご参加くださいね。保育士就職支援研修について詳しく知りたい方は「東京都社会福祉協議会のホームページ」をご覧ください。

保育士の転職｜港区の保育に関する取り組み2選

続きましては、港区の「保育に関する取り組み」を2つご紹介します。港区内で転職を考えている保育士さんは、ぜひこの内容を参考にしてくださいね。

【保育士の転職｜港区の保育に関する取り組み1】待機児童数ゼロを達成

港区は商業施設や有名なスポットが集まる人気の街。たくさんの子育て世帯が暮らしております。そのため、2010年には274名の待機児童が存在しました。港区はこの事態を受け、本格的に待機児童問題への取り組みを開始。待機児童緊急対策として、保育定員1,000人の拡大に注力。さらに、保育園の空きクラスを有効に活用し、１歳児の定員拡大事業を開始するなど、あらゆる施策を行いました。その結果、次第に待機児童数が減少し、2019年には待機児童ゼロを達成しております。詳しくは「港区のホームページ」に記載しておりますので、気になる方はご覧ください。

【保育士の転職｜港区の保育に関する取り組み2】みなと保育サポート

港区では、子育て世帯をサポートするために「みなと保育サポート」を実施しております。みなと保育サポートとは、港区在住の方を対象に、柔軟な利用時間・利用曜日設定のもと、お子様をお預かりするサービス。「1日8時間以内・1か月160時間」を上限に保育を行っています。みなと保育サポートについて詳しく知りたい方は「港区のホームページ」をご覧ください。

保育士の転職｜港区で転職を考えている方に役立つ情報4つ

ここでは、港区で転職を考えている保育士さんに向けて「転職に役立つ情報」を4つご紹介します。転職を考えている保育士さんは、ぜひ最後まで目を通してくださいね。

【保育士の転職｜港区で転職を考えている方に役立つ情報1】港区の保育施設数

港区の認可保育施設は、2022年8月時点で110園。内訳としては、私立保育園が61園、区立保育園が21園、区立認定こども園が1園、地域型保育事業（小規模保育事業・家庭的保育事業・事業所内保育事業・居宅訪問型保育事業）が27園となっております。合計110園は東京都の中で見ると平均的な多さ。ですので、港区は転職を考えている保育士にとって悪くない環境だといえるでしょう。

【保育士の転職｜港区で転職を考えている方に役立つ情報2】認可外保育園

港区は認可保育施設だけでなく、認可外保育施設の数も豊富。認証保育園も含めると、50ヶ所の認可外保育施設が存在します（保育ママも含む）。さらに、保育園以外にも、港区には児童館や学童クラブ、子育てのひろばなど、保育士資格を活かして働ける施設が複数あります。ですから、「もう保育園は嫌だ！」という保育士さんもご安心ください。保育士資格を活かせば、保育園以外でも転職できますよ。なお、認可保育園と認可外保育園の違いについては、以下をご覧ください。

＜港区の保育士必見！認可保育園とは？＞

認可保育園とは、児童福祉法に定められた基準を満たし、国から認可されている保育園のこと。保育される人数に対して、保育士の人数や、施設の面積などが法律によって決められています。認可保育園については「保育士向けの求人サイト」に求人情報が出ていますので、ご興味のある方はご覧ください。

＜港区の保育士必見！認可外保育園とは？＞

認可外保育園とは、認可保育園以外の保育園のこと。認可外は、国の認可基準を満たしていないだけであり、各都道府県で定めている基準に基づいて、知事からの認可を受けています。
ですので、「認可外＝ダメ」ということではありませんよ。認可外保育園については「保育士向けの求人サイト」や「港区の保育士求人を紹介しているサイト」に求人情報が出ていますので、ご興味のある方はご覧ください。

【保育士の転職｜港区で転職を考えている方に役立つ情報3】港区の求人数

保育士向け求人数を独自に調査した結果、港区では約210件ありました。（正社員、パート・アルバイトすべて含む）。求人のなかには保育士ではなく、保育補助の募集もありました。ですから、保育士は「もう疲れた！」って方は保育補助で少し休み、元気になったら正社員で働くって選択もありではないでしょうか。ご興味のある方は「港区の保育士求人を紹介しているサイト」で求人情報を検索してみてくださいね。

【保育士の転職｜港区で転職を考えている方に役立つ情報4】保育士の平均給与

港区の保育士向け求人をもとに、平均月給を調べてみました。その結果、保育士の平均月給は約22万8千円。平均年間給与は約364万8千円となりました（平均年間給与額はボーナス（賞与）4か月分が加算されたと想定）。厚生労働省が発表している「令和3年度賃金構造基本統計調査」をもとに、東京都の保育士平均給与と比較してみましょう。

＜女性保育士の平均給与：企業規模計（10人以上）＞

きまって支給する現金給与額 255,100円
年間賞与、その他特別給与額 741,900円
女性保育士の平均年収　　　3,803,100円

＜男性保育士の平均給与：企業規模計（10人以上）＞

きまって支給する現金給与額 275,800円
年間賞与、その他特別給与額 784,400円
男性保育士の平均年収　　　4,094,000円

実際に比較してみると、港区の保育士平均給与は東京都の平均よりも低い水準であることが分かります。これでは少し物足りなさを感じるでしょう。しかしご安心ください。令和4年2月から法改正によって「保育士・教諭等処遇改善臨時特例事業」がスタート。保育士や幼稚園教諭等の収入を3%程度（月額9,000円）引き上げる措置が実施されております。ですから、少しずつ収入が上がると思いますよ。なお「保育士・教諭等処遇改善臨時特例事業」については内閣府のホームページに詳しく記載しておりますので、気になる方はご覧ください。

保育士の転職｜港区で転職を考えている方へ

転職に不安を抱えている保育士さんには「転職エージェント」をおすすめします。転職エージェントとは、求人の紹介から入職に至るまでのあらゆる場面においてサポートをしてくれるサービスのこと。転職エージェントを活用すると、選考対策や求人紹介に加え「履歴書の作成」や「面接の練習」などを行ってくれます。また、転職エージェントのキャリアアドバイザーは、人事担当者のみならず、現場の担当者やトップともパイプを持っていることが多いため、リアルな園の様子や空気について聞くことができますよ。ぜひこの機会に転職エージェントをご活用ください。「港区の保育士求人を紹介しているサイト」でも転職エージェントの活用をおすすめしていますよ。

まとめ

では、これまでの内容をまとめると

保育士の転職｜港区の保育士支援制度３つ
保育士の転職｜港区の保育に関する取り組み2選
保育士の転職｜港区で転職を考えている方に役立つ情報4つ
保育士の転職｜港区で転職を考えている方へ

以上になります。
最後まで読んでくださりありがとうございました。