学童保育指導員への転職！正社員の年収について解説

学童保育指導員に転職したいけど…。
年収が下がりそう…。

このような悩みを抱えている方はいませんか？

確かに学童保育指導員は他の仕事と比べると年収が低い傾向にあります。しかし、資格を取得したり、キャリアアップをしたりすることで、年収を上げることが可能です。なので、年収を理由に転職を諦めないほうがいいでしょう。

というわけで、今回は『学童保育指導員の年収』について解説していきたいと思います。この記事では、学童保育指導員が年収を上げる方法もお伝えしていきますので、ぜひ最後までお付き合いくださいね。

それではいってみましょう！

学童保育指導員への転職！正社員の年収について解説する前に

はじめに、学童保育指導員について説明します。学童保育指導保育指導員とは、学童施設で働く職員のこと。放課後や土曜日、春・夏・冬休みに学童施設に集まる児童を見守り、指導することが主な仕事内容です。学童保育指導員は、保育園と違って小学生が相手の仕事。そのため、「教育に携わっている」という大きな実感を得ることができるでしょう。なお、学童保育指導員は特別な資格がなくても正社員になれますよ。詳しくは、厚生労働省の「職業情報提供サイト」に記載しておりますので、ご興味のある方はご覧くださいね。

学童保育指導員は正社員とアルバイトで年収が大きく異なります

学童保育指導員の雇用形態には、正社員（正規雇用）とアルバイト（非正規雇用）があります。正職員の場合、ほとんどの方が「放課後児童指導員」の資格を持っているか、もしくは入社後に資格取得を求められます。学童保育指導員の正社員はアルバイトと比べて、仕事内容が多く、業務上の責任が大きいです。（もちろんアルバイトでも責任はあります）そのため、学童保育指導員の正社員とアルバイトでは、年収が大きく変わります。正社員とアルバイトの年収については、以下をご覧ください。

＜学童保育指導員！正社員の年収＞

正社員として働く学童保育指導員の平均年収は310万円。日本の平均年収が409万円（2020年度）になりますので、正社員でもやや低めだと言えるでしょう。なお、11月に政府が新たな経済政策として、保育士や介護職員の給料を月額3％程度にあたるおよそ「9000円」引き上げると発表しました。この発表に学童保育指導員の名前はありませんが、今後この流れが影響して、年収が上がる可能性は十分にあり得ますよ。

＜学童保育指導員！アルバイトの年収＞

アルバイトとして働く学童保育指導員の平均年収は一日に8時間、月に23日勤務したとすると、約220万になります。アルバイトの場合、残念ながら日本の平均年収の半額になります。しかし、アルバイトは正社員と違い未経験でも採用されやすい。また、ライフスタイルに合わせて働きやすいというメリットがありますよ。

学童保育指導員への転職！正社員の年収を地域別に見ると関東が1番高い

学童保育指導員の平均年収（正社員）を地域別で比較すると、最も高いのは関東の317万円になります。関東は他の地域より求人数も豊富。そのため、未経験でも正社員として働くことが可能だと言えるでしょう。

学童保育指導員への転職！正社員の年収を関東7都県で比較して見てみよう

ここからは、学童保育指導員の平均年収（正社員）を関東7都県で比較していきます。なお、平均年収と併せて平均時給も記載しておりますので、ぜひご覧くださいね。（※求人ボックス給料ナビを参照しております）

＜学童保育指導員への転職！正社員の年収を関東7都県で比較＞

　　　　　　　年収　　　　　　　時給
東京都　　　　326万円　　　　　1,080円
千葉県　　　　319万円　　　　　1,090円
神奈川県　　　319万円　　　　　1,044円
埼玉県　　　　305万円　　　　　1,100円
茨城県　　　　不明　　　　　1,100円
栃木県　　　　不明　　　　　　1,100円

学童保育指導員への転職！正社員の年収を条件別に比較してみよう

続きましては、条件別に学童保育指導員の平均年収（正社員）を比較していきます。こちらも平均年収と併せて平均時給を記載しております。ぜひご覧ください。

　　　　　　　年収　　　　　　　時給
未経験　　　　308万円　　　　　1,026円
主婦　　　　　321万円　　　　　1,039円
シニア　　　　319万円　　　　 928円
バイト　　　　342万円　　　　　1,020円
20代　　　　 308万円　　　 1,100円
40代　　　　 318万円　　　　 1,029円

以上が学童保育指導員の条件別の年収です。
なお、学童保育の仕事の年収が気になる方は、学童保育の年収を紹介しているサイトをご覧ください。こちらのサイトでは、学童保育に関わる「すべて仕事の年収」を計算して平均を出しておりますよ。

学童保育指導員への転職！正社員が年収を上げる方法6つ

最後に、正社員の学童保育指導員が年収をアップさせる方法を6つご紹介します。現在の年収に不満を抱えている学童保育指導員は、この方法を参考にしてくださいね。なお、必ずしもこの方法で学童保育指導員の年収がアップするわけではありません。ご注意くださいね。

【学童保育指導員への転職！正社員が年収を上げる方法1】転職する

正社員の学童保育指導員が年収を上げる方法の1つ目は『転職する』です。当たり前のことですが、転職をすると年収がアップするかもしれません。同じ業務内容であっても、勤務場所によっては年収が変わります。なので、今の職場の年収に不満がある場合は思い切って転職することもひとつの手だと言えるでしょう。

【学童保育指導員への転職！正社員が年収を上げる方法2】放課後児童支援員の資格を取得

正社員の学童保育指導員が年収を上げる方法の2つ目は『放課後児童支援員の資格を取得』です。上記でご紹介した通り、正社員の学童保育指導員はほとんどの方が「放課後児童支援員」の資格を持っていると思います。しかし、なかにはまだ取得していない方もいらっしゃるはず。そういう方は、とりあえず放課後児童支援員の資格を取得しましょう。学童保育指導員は資格がなくても働けます。しかし、放課後児童支援員の資格を取得することで、好待遇を受けられる可能性があります。ですので、年収を上げたい学童保育指導員には資格の取得をおすすめします。放課後児童支援員の資格を取得したい方は、学童保育指導員の解説をしているサイトに詳しく書いておりますので、ぜひご覧ください。

【学童保育指導員への転職！正社員が年収を上げる方法3】役職に就く

正社員の学童保育指導員が年収を上げる方法の3つ目は『役職に就く』です。学童保育指導にも他の職種と同様に役職があります。役職に就くと、それだけで年収が上がるかもしれません。ですから、年収を上げたい学童保育指導員は積極的にアピールして、役職に就く努力をするといいでしょう。ちなみに、役職は学童保育のリーダー。施設長、エリア長などの管理職がありますよ。学童保育指導員の年収について解説しているサイトでも、同様のことを言っておりますよ。

【学童保育指導員への転職！正社員が年収を上げる方法4】英語力を身につける

正社員の学童保育指導員が年収を上げる方法の4つ目は『英語力を身につける』です。学童保育の求人では、英語力のあるスタッフを募集していることがあります。英語力のある学童保育指導員は他のスタッフより重宝され、年収が上がりやすい。ですから、年収を上げたい学童保育指導員は英語力を身につけるといいでしょう。なお、「TOEICスコア700点以上」「英検1級」のどちらかを持っていると英語力の証明が簡単にできますよ。

【学童保育指導員への転職！正社員が年収を上げる方法5】ITスキルを身につける

正社員の学童保育指導員が年収を上げる方法の5つ目は『ITスキルを身につける』です。学童保育の求人では、ITスキルの高いスタッフを募集していることがあります。というのも、2020年からプログラミング教育が必修化され、今では当たり前のように小学生がパソコンを使っております。そのため、小学生を指導する側にもI Tスキルが求められるようになりました。ですから、I Tスキルがあるだけで、他の学童保育指導員との差別化になり、その結果、年収が上がるかもしれません。年収を上げたい学童保育指導員はI Tスキルを身につけるといいでしょう。

【学童保育指導員への転職！正社員が年収を上げる方法6】副業を始める

正社員の学童保育指導員が年収を上げる方法の6つ目は『副業を始める』です。学童保育指導員の経験を活かして「副業を始める」というのも年収を上げる方法です。最近は副業ブームということもあり、たくさんの副業案件がございます。ですから、特別なスキルがなくても始められる副業が見つかると思いますよ。なお、学童によっては副業禁止の場合もありますので、必ず確認してくださいね。学童保育指導員の年収について解説しているサイトでも、同様のことを言っておりますよ。

まとめ

では、これまでの内容をまとめると

学童保育指導員への転職！正社員の年収について解説する前に
学童保育指導員は正社員とアルバイトで年収が大きく異なります
学童保育指導員への転職！正社員の年収を地域別に見ると関東が1番高い
学童保育指導員への転職！正社員の年収を関東7都県で比較して見てみよう
学童保育指導員への転職！正社員が年収を上げる方法6つ

以上になります。
最後まで読んでくださりありがとうございました。