最終更新 2021.10.26

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保育士の採用における人材紹介と求人広告の違いとは?

こんにちは!保育のすすめ編集部です!

保育士さんの採用において、求人広告と人材紹介の違いはどのようなものがあるかご存知ですか?それぞれの特徴や種類を理解すれば、効率よく保育士さんを採用できるかもしれません。

今回のコラムでは保育士さん採用における求人広告と人材紹介の違いや特徴、メリットやデメリットをご紹介します。保育士さん採用に活かせること間違いなし!

それではまいりましょう〜!

保育士募集における求人広告と人材紹介の違いを理解しよう!

保育士さんを募集する際に、求人広告や人材紹介を使いたいと考える採用担当者さんも多いのではないでしょうか?求人広告と人材紹介の特徴やメリット、デメリットを理解して効率よく保育士さん採用をしましょう!

保育士さんの募集において、求人広告と人材紹介の大きな違いは「採用コスト」です。採用コストとは、費用面はもちろんですが、採用にかける時間や手間、採用可能性なども含みます。それでは、それぞれの詳細や特徴をみてみましょう!

保育士募集における求人広告とは

まずは求人広告の詳細と特徴、種類をお伝えします。

求人広告の詳細

求人広告は主に、「多くの人に知ってもらう」ことを目的としています。求人票には職種や雇用形態、給与や福利厚生を記載します。

より詳細に記載するとより求める人物像が明確になります。

特徴

求人広告には多様な種類があります。

例えば、ハローワークでは無料で求人を公開し、無料で保育士さんを採用することができます。さらに2020年1月のリニューアルにより、ハローワーク経由で無料でインターネット上に求人を公開することもできるようになりました。

ハローワークのように、以前は紙媒体での募集が主流でしたが、インターネットの普及によりweb求人サイト経由で応募する求職者が増えています。webの広告掲載メディアは主に掲載料金を支払うことで掲載することができます。

種類

・ハローワーク
・紙媒体求人(求人情報紙、新聞、フリーペーパーなど)
・求人情報サイト
・ホームページ

など

保育士募集における人材紹介とは

次に、保育士募集における人材紹介についてご紹介します。

詳細

保育士採用における人材紹介とは、園から保育士の求人の依頼を受けて、求人内容にあった人材を紹介するものです。

正式には、厚生労働省から許可を受けて人材を紹介する「有料職業紹介所」のことを指します。

人材紹介業者は求人内容にマッチした人材を園に紹介するため、条件にあった求職者とのみ面接を実施し、採用決定の通知は人材会社を通して通達し、園は1人採用に対しての対価を支払います。

特徴

人材紹介の特徴は、成果報酬型の採用支援のため、採用決定時に費用が発生します。また、人材会社が採用担当者と求職者の間に入るため、条件提示や面接設定などを代行してくれるのは嬉しいですよね。

種類

人材紹介には「一般紹介・登録型」と「サーチ型」の2つがあります。

一般紹介・登録型

一般紹介・登録型とは、人材紹介会社が保有する求職者データの中から、保育施設の求人内容にあった求職者を紹介するものです。一般的に「人材紹介」と言うと一般紹介・登録型を指します。

一般紹介・登録型には、保育士さんや看護師さんなど、専門に紹介する「専門型」と幅広い業種の人材を幅広い企業に紹介する「総合型」の2種類があります。

保育士さんの採用においては、この「一般紹介・登録型」の利用が多いです。

サーチ型

サーチ型とは、ヘッドハンティングやスカウトとも呼ばれ、自社で保有する求職者データだけでなく、幅広い手法で採用候補者を見つけ、紹介するものです。

保育施設での採用の場合、園長先生や主任など、スペシャリストをさいよすうる場合に利用することもあります。

保育士に特化した人材紹介会社・転職エージェント12社をまとめて比較しました

求人広告のメリット

保育士さんの採用において、求人広告を利用するメリットをいくつかご紹介します。

園をアピールできる

本来の求人広告の目的である「より多くの人に知ってもらう」ことができます。求人情報はもちろん、園情報や教育理念などをより詳しく掲載することで、園をアピールすることができます。

現在求職中の保育士さんだけでなく、保護者や子育てなどにより保育の現場を離れている方にもアピールすることができます。

費用が安い

人材紹介で正社員を採用する場合、60万円以上は必ずかかりますが、求人広告は期間やプランによりますが、数千円や数万円から掲載することができます。

採用単価を抑えられる

有料求人広告の多くは、掲載順位や期間に伴った掲載プランへの掲載料を支払います。その掲載求人への応募を募るわけですが、採用時の費用は発生しません。つまり、掲載料金さえ支払えば、何人でも採用可能ってことです!

新規園オープン時や大量採用時にはとってもありがたいですよね!また、パートや正社員を何人採用しても掲載料金以外はかからないので安心ですね!

求人広告のデメリット

採用できない可能性がある

掲載料金を支払って掲載しても、応募が集まらなかったり、採用まで至らない可能性があります。大量採用できることもあれば、採用できない可能性もあるというのが求人広告のデメリットと言えるでしょう。人気の求人内容が出せるか、求職者がいるエリアなのか、などを検討することをおすすめします。

応募者に対しての対応コストがかかる

求人広告に対して応募があった場合、園側の採用担当者が応募者に対しての連絡や面接日程の調整、条件提示など、すべての対応をしなければなりません。応募者の都合が悪く連絡に出られない場合などは複数回の電話やメール、面接日程の再調整などが必要な場合もあります。人材紹介に比べると応募者に対しての対応コストがかかると言えるでしょう。

保育士の採用単価はどれくらい?|採用単価を抑えるための採用手法

人材紹介のメリット

採用可能性が高い

人材紹介は、成果報酬型のシステムなので、採用時に費用が発生します。つまり、採用成功するまで費用がかからないということです。求人広告の様に採用できるかわからないけど費用が発生することはありません。

応募者に対しての対応コストがあまりかからない

求人広告に比べると、採用担当者の対応コストが比較的かからない点もメリットとして挙げられます。人材紹介会社の担当者と希望条件や求める人物像のすり合わせなどを実施したあとは、実際に条件に合う求職者の提示を待ち、面接意欲があれば面接日程候補を提示、あとは人材紹介会社が設定した日時に面接実施し、結果を人材紹介会社に伝えます。条件提示や詳細も人材会社の担当が求職者に伝えてくれます。求職者に対してのアプローチや面接設定をする必要がないので、多忙な採用担当者さんには嬉しいですよね!

人材紹介のデメリット

1人当たりの採用コストが高い

人材紹介は成果報酬型のシステムなので、1人採用あたり60〜150万円程度の費用が発生します。2人、3人と採用人数が増えればそれだけ費用も2倍、3倍となります。採用単価は想定年収の20〜30%が相場ですが、急募の場合や、大手企業が35%や40%で提示していることもあり、1人あたりの採用コストは上昇傾向にあります。

採用できない可能性がある

人材紹介会社の登録者データに園の求人に合う人材がいない、条件に合わない、等の理由により、人材紹介を利用しても採用できない可能性があります。採用成功まで費用は発生しませんが、急募や期限が決まっている場合に採用できない可能性があると困りますよね。

求人広告と人材紹介の違い

保育士さんの採用における、求人広告と人材紹介の違いを簡単にまとめます。

募集方法

求人広告

より多くの人に対してのアピールになるので、より幅広い層へのアプローチが可能。

人材紹介

求める求人条件に対して人材紹介会社が求職者を提示するので、よりピンポイントのアプローチが可能。

採用コスト

求人広告

有料媒体の場合、求人掲載料のみがかかり、複数人採用でも採用時のコストはかからない一方、掲載料金を支払っても採用できない可能性もある。

人材紹介

採用成功時に1人採用につき紹介料を支払う。1人あたりの単価は60万円〜150万円程度。複数人採用時は人数分の費用がかかる。

採用までの流れ

求人広告

掲載した求人に対しての応募者に対して、園側の採用担当者が直接アプローチをする。面接設定や条件提示は採用担当と求職者が直接行う。

人材紹介

採用担当者が提示した求人内容に沿った求職者を人材紹介会社が提示し、面接を希望する場合は人材紹介会社が設定する場合が多い。給与交渉や条件提示も人材紹介会社が求職者に提示する。

 

保育士採用における求人広告と人材紹介の違い【まとめ】

いかがでしたでしょうか?

求人広告も人材紹介もそれぞれメリットデメリットがありますね。

園の採用方針や予算、期間や緊急度に合わせて採用手法をご検討いただければと思います!

 

今回はここまで!ありがとうございました!