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新卒保育士の心得、保育士として働く際に知っておくべきマナーは?
はじめに
私が新卒保育士として働き始めた頃、
保育士の仕事の大変さにとても驚き、
「この先続けていけるかな」と不安を感じたことを覚えています。
特に保育士ならではの人間関係や仕事のやり方・進め方に
日々悩み、苦戦していました。
今回は新卒保育士として働く方向けに、
保育士の人間関係や仕事のマナー・心得を、
いくつかご紹介します!
目次
1.新卒保育士の心得|知っておくべきマナーを学ぼう!
1₋⑴新卒保育士の心得|保育士の仕事とは?
1₋⑵新卒保育士の心得|保育士の人間関係
1₋⑶新卒保育士の心得|保育士としてのマナー
1₋⑷新卒保育士の心得|まとめ
1.新卒保育士の心得|知っておくべきマナーを学ぼう!
1₋⑴新卒保育士の心得|保育士の仕事と役割とは?
まずは「保育士の仕事と役割はどのようなものなのか?」
保育士の仕事内容と役割について考えてみましょう。
☆保育士の仕事
①「保護者から子どもを預かる」
②「保護者に代わって子どもの面倒を見る・保育をする」
③「子どもの安全を守る」
保育士の仕事はこの3つが基本となります。
子どもの成長に合わせた教育や躾・遊ぶことや食育も、
保育士の重要な仕事です。
他にも園だよりの作成や子どもの成長記録、
年中行事の準備等、様々な仕事を職員が協力して進めています。
☆保育士の役割
保育士の役割をイメージできるようにいくつかご紹介します。
①「子どもの成長に携わる」
②「子どもが安心してすごせるように環境を整える」
③「子どもの安全や体調に細心の注意を払う」
④「他の保育者と連携しながら保育をする」
⑤「園の保育方針を理解して実践する」
他にも保育士の役割は、園の方針や子どもの成長過程に応じて、
変化します。
1₋⑵新卒保育士の心得|保育士人間関係のポイント
保育士にとって、
園の人間関係はとても大切なものです。
職員同士が協力できる体制作りや
先輩職員に報告や相談がしやすい環境は、
保育士の仕事をより円滑に進めるうえで欠かせないことです。
ここでは、
良い人間関係を作るために必要なことをいくつかご紹介します。
①挨拶は常に自分から、職員全員にすることを心掛ける。
人間関係の基本は「挨拶」です。
「おはようございます。」
「お疲れ様でした。」等、
始業と終業の挨拶は、
できる限りその場にいる全員に自分からするようにしましょう。
きちんと挨拶ができることは、
社会人の基本でもあります。
特に新卒保育士の方は意識して心掛けるようにしましょう。
②園長や先輩職員、同僚の話しを最後まできちんと聞く。
「他人の話しを最後まで聞く。」
簡単そうで実はかなり難しいことなのです。
人は話しを聞くより、
自分が話したいと思ってしまう傾向があります。
そのため長い説明は聞き流してしまったり、
話しの途中で意識が別の方向に向いてしまうこともあります。
話しを聞くということは、
相手の話しに集中して、「傾聴」することです。
相手が「きちんと話しを聞いてくれている」と感じられる姿勢は、
好感と信頼感を与えます。
③些細なことでもきちんと上司に報告・相談する
報告や相談はコミュニケーションの手段でもあります。
重要な報告や相談はもちろん大事ですが、
日常的の中で起きた出来事や困り事、子ども同士のトラブル等は
小さなことでもすぐに上司に報告・相談しましょう。
④感謝の気持ちと素直に謝る姿勢を持つ
「ありがとうございます」
「ごめんなさい」・「すみません」・「申し訳ございません」
お礼と謝罪は特に素直に言えることが大切です。
謙虚さ・素直さと言い換えることもできます。
良い人間関係作りには欠かせないことなので、
日頃から心掛けていきましょう。
1₋⑶新卒保育士の心得|保育士仕事のマナー
マナーとは、「礼儀・作法・行儀」という意味があります。
もう少しわかりやすく表現すると、
「周りの人が心地いいと感じる動作や行動」
または、
「周囲の環境への配慮」「その場に適した言動」もマナーと言えます。
では保育士として働くとき、
どのようなマナーが求められるのでしょうか?
保育士に求められる仕事マナーをいくつかご紹介します。
☆新卒保育士仕事のマナー
①「挨拶」は心を込めて丁寧に行う。
「挨拶」は人間関係の基本です。
挨拶をするときは動作を止めて、
きちんと相手を見ることが大切です。
相手に気持ちが伝わる挨拶を心掛けましょう。
②「整理」「整頓」「清潔」を心掛ける。
物を大切に扱う、使った物は元の位置に戻す、
汚れのない環境を維持して、身だしなみを整える。
保育士は子どもの見本となる存在であることを
常に意識した行動を心掛けましょう。
③悪い知らせほど、早く正確に報告する。
結果報告の中で最も優先しなければならないのは、
「悪い知らせ」です。
起こったことに動揺したり、自分の評価を気にするよりも、
事態の悪化を防ぐことが大事です。
ありのままの状況をできるだけ早く上司に報告しましょう。
④決められた規則・時間を必ず守る。
保育園での規則や決まり事、集合時間・書類の提出期限等、
当たり前のことをきちんと守りましょう。
毎日、毎回、継続してできることは、
大きな信用につながります。
⑤退職の相談は一年前に、年度途中の退職はしない。
よほどの理由がない限り、
年度途中に退職してはいけません。
子どもにとって担任が変わるということは、
とてもショックが大きいことです。
退職は一年前からきちんと相談しておきましょう。
年度が変わるタイミングでしっかり引き継ぎを済ませて、
子どもへの影響が少なくなるよう配慮しましょう。
保育士の仕事のマナーは、
保育士に限らず社会人の基本として重要なことが多くあります。
子どもの見本として見られる職業だからこそ、
しっかりと身に付けて実践していきましょう。
1₋⑷新卒保育士の心得|まとめ
記事の終わりに保育士の心得を、
私が影響を受けた本からいくつかご紹介します。
・「幼児教育は最高の仕事、
夢を叶えて今の仕事についたことを忘れない。」
・「どんな状況でも子どもを第一に考える。」
・「一流の社会人として生活する。
社会人として三流でも、
保育士では一流ということはあり得ない。」
・「素直・謙虚・感謝の気持ちを忘れない。
学ぶために必要なものは素直さ。
尊敬されるために抱いておくべきは謙虚さ。
成長するために持っておくべきは感謝の気持ち。」
引用元 「教えて!保育者に求められる100の常識」
八田 哲夫著 中野商店
保育士という仕事は今もこの先もずっと必要とされるものです。
保育士として多くのことを学び、
理想の保育士を目指して日々努力していきましょう!
☆新卒保育士の心得と仕事のマナー参考になるサイト紹介
①保育士の仕事で大変なこと、やりがいについて。喜びも大きい仕事です│保育士求人なら【保育士バンク!】