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【保育士転職】これから保育士を目指す方へ。必ず必要な保育士資格について、過去の傾向と今後について徹底解説!
はじめに
今回は未経験から保育士への転職を目指す方に向けて、保育士へ転職する際に必ず必要になる保育士資格/保育士試験について解説していきます。
未経験から保育士を目指す方にとっては、必ず必要な資格なので、保育士資格については必ず把握しておきましょう。
本サイト「保育のすすめ」では、これまでも保育士の資格/試験について解説してきました。
これまでは「保育士資格の基本について」や「保育士試験の受験日程や受験料について」の記事を公開してきました。
今回は保育士試験の過去にはじまり、保育士試験の今後についても触れていきながら、保育士試験について解説していければと思っています。
まずはこれまでの保育士の資格/試験についての記事を読んでいただき、本記事をお読み頂くことで「保育士の資格/試験」について理解が深まると思います。
まずは以下の記事から順番に読んでいただき、保育士の資格や試験への理解を深めていきましょう。
【未経験から保育士へ!】必要な保育士資格の基本を知って、保育士転職を成功させよう!
未経験から保育士ってなれる?まずは保育士の試験について理解を深めよう!
では早速、保育士試験の過去の傾向と今後について解説していきます!
直近の保育士試験の傾向について
まずは保育士試験の推移について解説していきましょう。
【保育士試験の受験者数推移】
平成25年:51,055人
平成26年:51,257人
平成27年:67,504人
平成28年:70,710人
平成29年:62,555人
平成30年:68,388人
直近10年以内でも、保育士試験の受験者は増加していることが分かります。
保育士不足が叫ばれている中、保育士を目指して保育士試験を受験する方が増えているようです。
都道府県別の保育士試験の受験者数や、平成25年以前の保育士試験の受験者数を知りたい方は、こちらに詳細が載っていますので、併せてご覧ください。
保育士試験の受験者推移|キャリア・ステーション 保育士総合講座
保育士試験の合格率について
保育士試験の受験者の推移について把握できたところで、次に合格率について学んでいきましょう。
まず保育士試験の基本的な部分ですが、保育士試験は「筆記試験」と「実技試験」に分けられます。
筆記試験では9科目の受験を行い、筆記試験を合格することで実技試験を受験することができます。
実技試験ではピアノ等の楽器演奏+歌、絵画とった、音楽や絵などの表現について試験を行います。
そんな保育士試験ですが、令和1年の合格率は24%となっています。
細かい数字は下記をご覧ください。
受験者数:73,166人
合格者数:17,178人
合格率 :24%
令和1年の保育士試験の合格率は24%でしたが、例年もおおよそ20%あたりで推移しているようです。
保育士試験は基本的に論述はなくマークシート方式ではありますが、9科目と対策するべき幅も広いことから、20%前後で落ち着くような結果になっているのではないかと思います。
保育士試験の試験対策については、下記の記事をご活用いただければと思います!
未経験から保育士になろう!保育士試験を合格するために
最後に未経験から保育士になるために、保育士試験を合格するためのポイントをご紹介していきます。
大事なポイントは3つ。
①目標を決めること
②前期・後期の試験で合格を目指す
③学習計画を立てる
未経験から保育士への転職を目指す方は、上記3つのポイントを意識して、保育士への転職活動を進めていきましょう。
①目標を決めること
目標は、試験勉強を継続して続けるために大切な要素です。
保育士試験の筆記試験は容易なレベルではなく、相応の勉強量を求められます。
目標を決める際には、将来どのような仕事をしているかという長期的な視点と、毎日何をするかという短期的な視点を持ちましょう。
特に、毎日の目標はハードルを高くせず、達成しやすい事項にしてください。
小さな目標をコツコツと達成することが、勉強を継続するコツです。
②前期・後期の試験で合格を目指す
保育士の試験を受けることのできるチャンスは、前期と後期で1年に2回あります。
「1回目で合格する!」というやる気も重要ですが無理は禁物です。
「この1年で合格できればいいか。」くらいの気持ちで日々の学習に励むくらいがちょうど良いと思います。
③学習計画を立てる
次に、学習計画を立てます。計画は大まかなものでも構いません。
試験日までの日数を逆算し、いつの時期にどの科目を学習するか、スケジューリングをします。
スケジューリングをするためには、早い段階で保育士試験の過去問を解き、どの科目を重点的に勉強するべきか把握するようにしてください。
勉強のスタイルは、問題集ベースがおすすめです。
問題集を解き、解答集を読み込むことで、知識が派生して覚えられます。
筆記試験日までに、問題集を3回ほど解けるようにスケジューリングしましょう。
いかがでしたでしょうか。
今回は保育士試験の過去の動向に触れつつ、保育士試験を合格するための学習のポイントをご紹介しました。
未経験から保育士を目指している方は、これからの保育士試験のイメージが湧いたのではないでしょうか?
保育士への転職活動では、事前に保育士の転職についてどれだけ情報収集ができているかが非常に重要です。
これから保育士を目指すうえで、しっかりと情報収集を行いながら、実際の行動に移していきましょう。
私たち「保育のすすめ」は、これから保育士への転職を目指す方を応援しています!
以下の記事も参考になると思いますので、未経験から保育士を目指す方は、ぜひ参考にしていただければと思います。
保育士に必要なスキルって何?これから保育士を目指す方が、身につけるべきスキル一覧
未経験から保育士へ!保育士への転職を目指す方が、まずはじめに知っておくべきこと
未経験から保育士への転職ってできる?保育士転職を効率的に成功させる流れ
最後までご覧いただき、ありがとうございました。