- 保育士転職
保育士の転職時期、サイトによってバラバラだけど本当のおすすめ時期は?現役保育士が答えます
はじめに
様々な理由により、保育士転職を考えている方がいると思います。
どんなときに転職を決断すべきか?
現在の園をいつ辞めるべきか?等
後悔のない保育士転職をするために、知りたいことがあると思います。
今回は、保育士転職を考えている方に向けて、
参考になるサイトと、現役保育士である筆者が経験を踏まえた情報を紹介します。
目次
1.保育士転職を決断する前に考えること
1₋⑴保育士転職の時期:自分のことを考える
1₋⑵保育士転職の時期:周りのことを考える
2.保育士の転職時期、おススメは?
2₋⑴保育士継続年数と年齢について
2₋⑵一年の中で最適な転職時期
1.転職を決断する前に考えること
保育士の転職は、“ご自身のこと”はもちろん、
園や子ども達、保護者や同僚等、“周りのこと”も考えて決断する必要があります。
特に担任を持っている方は、
一年の途中で担任が変わってしまうと、
子ども達を混乱させてしまうこともあります。
そのため保育士転職を決断する時期について、
十分に配慮する必要があります。
後悔のない転職活動時期のポイントは、
①ご自身で納得できること
②周りにかける負担が最小限であること
この2点が重要です。
給料が低い、人間関係が辛い等、転職理由は様々あると思いますが、
すぐに時期を決断しようとするのはおすすめできません。
転職を決断するときは、今後のキャリアや周囲のこともよく考えて、慎重に判断しましょう。
1₋⑴保育士転職の時期:自分のことを考える
まず、大切なことは、転職考えている“ご自身のこと”です。
転職をするということは、その園で築いた人間関係や経験をリセットすることになります。
新しい園では、新人からのスタートになります。
保育士は意外と体育会系の面もあり、
園によっては上下関係の厳しいところもあります。
そんな環境で頼れるものは、自分の保育や人間関係のスキルのみです。
そのことを覚悟したうえで、決断する必要があります。
▼こちらのサイトも保育士の転職時期について解説しています。
保育士転職の時期。意外に知られていない良い求人が出る時期 | 【経験者に聞きました】by保育転職物語
1₋⑵保育士転職の時期:周りのことを考える
自分が退職することで、今まで仕事の中で関わってきた人達にも影響がでます。
やめる時期によっては、大きな迷惑をかける可能性もあります。
社会人として、子ども達の見本である保育士として、出来るだけ周りに迷惑をかけない辞め方をしましょう。
保育園は4月~次年度の3月までが1年です。
担任を持っている場合は、子ども達や保護者との関係も深くなります。
運営側も、1年ごとに人事を考えます。
保育園の場合は、子どもの人数に対して、保育士の配置人数が決められています。
年度途中で辞めた保育士の穴を埋める為に、他の職員の残業や休日出勤が増える等。
周囲に大きな迷惑が掛かります。
その為、よほどの理由がない限りは年度途中時期の退職は避けるべきでしょう。
人とのつながりは大切です。
辞めるときも周囲への配慮を忘れないようにしましょう。
▼こちらのサイトも保育士の転職時期について解説しています。
保育士が退職・転職するベストタイミング|あなたのタイミングと、良い求人が出る時期の両面から考えよう byほいくのおまもり
2.保育士の転職時期、おススメは?
保育士の転職時期については、様々なサイトで紹介されていますが、
現役保育士であり転職も経験した筆者の目線からおススメの転職時期をご紹介します。
▼こちらのサイトも保育士の転職時期について解説しています。
保育士の転職に最適な時期、辞め時は?おさえるべき注意点と3つのポイント by 保育士くらぶ
2₋⑴保育士の継続年数と年齢について
短い期間での転職は、新しい環境にあまり良い印象を持たれません。
また1からのスタートとなるので、安易な転職はおススメできません。
キャリアのことを考えるのであれば、転職はクラスの担任やリーダー等を任されて、クラス運営に関わる経験をしてからがおススメです。
そうでなくても、3~4年は1つの園で勤めてから、転職するほうが賢明です。
2₋⑵一年の中で最適な時期
これについては、
転職関連の書籍やサイトで様々なことが書かれています。
保育士である筆者としては、年度の区切りが良いように、
現在の園を年度末にあたる3月時期で退職し、新しい園には新年度の4月から入職することをおススメします。
年度の途中でも職場の環境によって、
身体・精神的な負担により、体調を崩してしまうこともあります。
その場合は無理せずに、ご自身のことを優先に行動しましょう。
転職活動が落ち着いたときに、心配や迷惑をかけた方へのフォローを忘れないで下さいね。
おわりに
記事の最後に、私が保育士とした働く中で、
上司から言われた印象に残っている言葉をご紹介します。
「仕事は、辛いこと、苦しいこと、沢山沢山あるけれど、続けていると他では得られない嬉しいこともある。
だからそれを経験するまでは、簡単に辞めないでね。」
保育士になって、1年目の終わりに
尊敬する大ベテランの上司(主任保育士)から言われた言葉です。
仕事で苦しい時にはこの言葉を思い出して、もう少し頑張ろう!と思います。
縁あって就職・転職できた園です。
よほどの理由がない限り、手応えとやりがいをつかめるまで…
出来れば3~4年は、辛抱して続けることをおススメします。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
☆保育転職時期について、その他の参考になるサイトはこちら
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